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アスリート栄養サポートプロジェクト活動報告
― 2021年度第1回講演会を実施しました ―

2021/07/26

健康栄養学科では、女性アスリートへの栄養サポートについて学び、実践していくプロジェクトを実施しております。栄養サポートを実践するにあたって、学生たちは授業で学んだことのみならず、自分でスポーツ栄養に関する情報を得たり、スポーツ栄養学の知識を増やしたりする努力をしていくことが大切です。その手助けとなるよう、本プロジェクトでは、学生向けにスポーツ栄養やスポーツ医学に関する専門家の講演会を実施しております。今年度の第1回目の講演会は、2021年の4月より本学に着任された小澤多賀子先生に、「誰もが健やかで幸せに暮らせる健康な地域づくりを目指して」と題して、7月16日にご講演いただきました。

小澤先生のご専門は、健康増進・介護予防を推進する「健康な地域づくり」に役立つ教育・研究です。本学ご着任前には、筑波大学発ベンチャー企業である株式会社THFや茨城県立健康プラザで、生涯にわたり、運動・スポーツを楽しめる地域づくりに向けてさまざまな事業を実践されていました。今回の講演会では、小澤先生が行ってこられた体操普及活動の効果や、これからの健康づくりと介護予防の環境づくりの課題等についてご講演いただきました。スポーツ栄養学は、エリートアスリートのみならず、地域で生涯にわたって運動・スポーツを続けるすべての人にとって役立つ学問領域です。今回のご講演で学生たちは、地域で健康寿命を延ばして生活することを支えるためにさまざまな取り組みが実践されていることを学ぶことができました。

学生の感想（抜粋）

小澤先生の講演で、運動習慣の確立により健康寿命を延ばす大切さを学びました。これからアスリート栄養サポートプロジェクトに取り組んでいきますが、まずは自分自身が運動の大切さと楽しさを知ることで、選手との話が膨らむのではないかと思います。
今回の講演で一番驚いたのは、シルバーリハビリ体操の指導士は平均年齢が65歳の方々だということでした。参加者の方も60-70歳代の方々が中心だと聞いて、高齢者の方々は健康への意識と行動力があり、社会全体で見習わなければならないなと感じました。
運動不足が原因で生活習慣病などに罹りやすくなり、毎年多くの方が亡くなっていることを初めて知りました。今後、「健康」を支える者として、健康づくりに向けた取り組みに参加し、地域との連携などの環境づくりに関わっていきたいと思います。

アスリート栄養サポートプロジェクトのこれまでの活動もご覧ください。

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