学長から皆様へのメッセージ

駒沢女子大学は「知性と理性を備えた心豊かな女性の育成」を教育の理念としています。本学の教育が目指すのは、単に専門的知識や技術を修得することだけでなく、深い教養力をもとに、修得した知識を自らの実生活や社会に生かしていくことのできる女性の育成です。
この教育の理念、目的を実現するために、本学ではテーラーメイド教育を掲げ、少人数制を基本とした、きめ細かな学修指導、学生支援を行っています。具体的には、スチューデントプロファイル(電子カルテ)を用いて一人ひとりに適した指導を提供したり、担当教員によって執筆、無償配布される「駒沢女子大学教科書シリーズ」などの取り組みを行っています。

  • 駒沢女子大学・駒沢女子短期大学 学長 安藤 嘉則
    駒沢女子大学・駒沢女子短期大学
    学長 安藤 嘉則

この上記の教育の理念のもと、大学は人間総合学群・人間健康学部・看護学部の1学群2学部、また短期大学は保育科の1科の体制となっています。

このうち人間総合学群は、開学時から本学の教育の中心的役割を果たしてきた人文学部の伝統を受け継ぎ、平成30年に新設されました。
この学群が目指すのは、社会人として必要とされる基礎的な教養力と、社会人として通用する実践力とを身につけ、現代社会で活躍できる人材を輩出することです。
この学群ではまず最初の1年間は全員が学群に所属し教養教育を中心に学修能力を高め、2年次から各学類の専門的学修に進みます。つまり1年間多様な分野の学びをふまえた上で、自分が目指す専門領域が自分に適しているかどうか確認し、その上で自分の目指す方向性を確認できる環境を整えたのです。
なお、この学群独自の入学者選抜方法として学群単位での選抜があります。学群という大きな枠組みで入学し、2年次に学類を決定するこの方法は本学群の特長を生かした選抜方法です。このほかに、人間文化・観光文化・心理・住空間デザインの学類ごとの枠組みで選抜を行う学類単位での選抜方法もあります。

また、人間健康学部は、人々の健康維持・増進や傷病者の療養に寄与できる管理栄養士の育成を行い、社会に貢献できる人材を輩出しています。特に本学部は「病院への就職に強い駒女」という特長があります。また、新たな特色として、スポーツ栄養学を活用したトップアスリートへの栄養サポートの実践や、健康栄養相談室の事業や産学連携の取り組みを通じた実践的な学びを行っています。

看護学部では、少子高齢社会において看護職のニーズが求められる中、高度な医療専門知識を備えつつ、多様な健康状態の人々の心身のケアに携われる豊かな人間性をもった看護師の育成を目指しています。まずは看護の土台となる基礎看護学を学んだ上で母性・小児・成人・老年・精神・在宅といった専門領域の看護学を学修し、病院、社会福祉施設、保健センターなどで実施される実習を通して技術力と実践力を養います。現在、異なる職種のメデイカルスタッフが協働するチーム医療では、チームを率先して導くことのできるコミュニケーション力が求められています。本学部ではこれに対応する科目を配置するなど、医療の現場で真に活躍できる人材を育成するためのカリキュラムを用意しています。

短大保育科は2年間の学修で、幼稚園教諭二種免許状・保育士資格を取得できますが、思考力・表現力・遊び力・人間力を保育者になるために必要な4つの力ととらえ、「身体表現」・「造形表現」・「音楽表現」といったより実践的な授業が展開されています。また造形展・身体表現発表会・わくわく農園といった保育の現場に役立つ実践的なイベントを通じて保育技術をさらに高めてゆきます。

このように本学では多彩な授業が各学群・学部・科で展開されています。皆さんの将来の夢を実現できるよう、私たち教職員は学生の皆さんを応援してまいります。