地域から国際まで社会に貢献する人材の育成を目標に、本学では学生のボランティア活動及び社会貢献活動を支援してきました。
その際、小規模ながら、映像、デザイン、保育、栄養管理、国際協力等、多様な分野の専門家を擁する本学は、自治体から依頼された記録映像の制作、近隣のバス停や公園に設置するベンチの制作、幼稚園児向けの身体表現発表会開催など様々なかたちで、教育研究成果の還元ということを念頭に置いて社会に貢献しています。

教員の知見と専門性を生かした実習授業において、学生たちは創作意欲をわかせ、作品づくりに取り組み、自身の作品が社会に生かされることに喜びを感じています。また座学において刺激された学生たちの中には、卒業後、国際協力や社会貢献の仕事に就くことを希望し、夢を実現させる学生が近年増えています。
「ボランティア活動の主役である」学生の自発性、自主性を尊重するため、学生支援においては、ボランティア情報の提供が中心となります。また地域社会においては、主に大学の地元である稲城市および市内諸団体との連携・協力を推進しています。また、国際社会への貢献も視野に入れ、海外実習実施国で得た「縁」を大切に育み、学生が取り組みやすい環境づくりを進めています。