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駒沢女子大学日本文化研究所の研究活動について

日本文化研究所は、日本文化に関する講演会・研究会などの開催をはじめ、さまざまな研究活動を行い、所報『日本文化研究』を刊行しています。

令和5年度、本研究所は、「文化の受容と変容」という共同研究テーマを設定し、令和6年度は二年目の研究活動に入っております。
日本の文化における、衣食住、宗教、思想、言語(文字)のさまざまな文化事象の多くは、海外から受容されたもので多く占められています。すなわちお米をはじめ私たちの食生活、使っている漢字、仏教などの信仰、元来は日本固有のものではありませんが、日本において受容されると、日本的な変容を遂げ、独自の文化を形成しています。

こうした文化の受容と変容という問題は、日本文化に限るものではありません。
世界各地の幅広い領域で文化の受容と変容が見出せるのであり、そこから文化の多様性が生み出されます。
このような「文化の受容と変容」という研究テーマに基づいて、講演会・研究会を行うとともに、研究所所員が各専門分野のさまざまな観点からそれぞれアプローチしてまいります。

日本文化研究所所長 安藤 嘉則

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