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グローカル(Glocal)な視座で “世界の中の日本”をとらえる

インターネットの普及に伴い、世界各国の文化が相互に影響を及ぼす頻度が急速に増えています。
Made in Japanの映像作品やゲーム、食文化などには世界中にファンがおり、海外から大きく注目されています。
そうしたなか、日本文化の魅力を分析するとともに、発信していくことが、私たち日本文化の後継者に求められています。
グローカルという言葉が示すように、世界的視野に立って日本文化を考え、地域の特性に合わせた方法で行動する、国際日本学科では、新たな日本文化を創造するグローカル人材を養成します。

学びの概要学びの概要へ

1基本・伝統・現代・国際の
4本の学びの柱

ユニークで多様な日本の文化。総合的に学ぶために国際日本学科では4本の学びの柱を設定しました。それらは、文化とコミュニケーションの基礎を学ぶ「基本科目」、古くから伝わる文学や伝統文化を学ぶ「伝統日本研究科目」、現代の日本語、日本文学、日本文化を深く学ぶ「現代日本研究科目」、国際的な視野から日本を見つめ日本を世界に発信していくコミュニケーション力を養う「国際日本研究科目」です。

2国際日本学の学修方法の
基礎を学ぶワークショップ

「国際日本学ワークショップ」は、体験型学習科目です。学問として1つのテーマを調査し、考察する方法を身につけるため、個人やグループでの基礎的な調査、資料作り、発表および他者評価・自己評価という手順に従いさまざまな方法を学びます。好奇心の赴くまま自由に自分で考え自分で答えを見つけるためのスキルを手に入れましょう。

3思考をデザインし
実践力を身につける
「国際日本学ゼミ」

3・4年次になると、国際日本に関する幅広い分野の中から自分のテーマをえらび、「国際日本学ゼミ」に所属して研究を進めます。テーマに関係する文献の読解や独自の調査を踏まえて、自分ならではの創造的なアイデアをデザインします。物事を客観的に判断する力や社会に参画するための実践力を身につけます。

成長ストーリー&未来予想

人間文化学類 英語コミュニケーション専攻4年
K.U.さん

入学の理由

好きだった英語を本格的に勉強したくて、高校の先生から紹介されコマジョに入学しました。1年次から留学を希望し、面接にも合格していましたがコロナの影響で中止に。そこで3年次に留学するという目標に変更して、勉強へのモチベーションにつなげました。

2年次

この時期はひたすらオンライン授業が続いていて、仲の良い友人を作ることもできず、とても難しい大学生活でした。そんな状況のなか、専攻の学修は専門的な内容が増えてきて英語に触れる機会も多くなっていたので、学ぶことに対する充実感はありました。

3年次

夏休みに念願だった留学が実現。地中海のマルタ共和国に1カ月間滞在し、寮生活を送りました。さまざまな人や文化と接するなかで、自分を含めて日本人は他者のことを気にしすぎていると気づきました。海外で新たな視点を得て、自信につながりました。

現在〜未来予想

自分らしさを軸に据えて就職活動を行い、内定を獲得。空港勤務が決まりました。現在は英語の学修に励むとともに、韓国語の勉強にも取り組んでいます。韓国のドラマや音楽が好きだったことがきっかけですが、空港でお客様を案内する際にも役立つと思います。


  1. ※ 「国際日本学科」の前身の一つ、「人間文化学類 英語コミュニケ-ション専攻」の先輩です。