7/18(金)令和7年度第1回研究会を開催いたします。

令和7年度研究会を開催いたします。日本文化の多層性について3名の講師陣による発表・討論を行います。
「日本文化の多層性」の共同研究テーマに基づき、以下の通り、研究会を開催いたしますので、ご案内申し上げます。

演題・講演者

「仏教文化の多層性と他分野学習への応用について」

仏教文化の学びによって培った思考力と知識を他分野の学習へ役立てることの可能性を考える。境内空間の構造を塔頭配置から分析した自身の研究が空間デザイン学科の授業にどのように反映しているかを実例をもとに紹介する。
堀邉 阿伊子(駒沢女子大学 空間デザイン学部 空間デザイン学科 助教助/修士(文学))

「山上曹源著『五観の偈講話』について」

『五観の偈講話』(昭和初期刊)は駒沢学園開学当時に山上先生が著したもので、本学および駒澤大学にも所蔵されていない貴重な資料です。インド仏教学を専門とする山上先生が禅の教えと実践をどのように考えていたか、『五観の偈講話』を中心に考察する。
山本 元隆(駒沢女子大学 共創文化学部 国際日本学科 准教授/博士(仏教学))

「『眞理』の文芸誌的位置づけ~宮沢賢治及び中勘助の作品を中心に~」

近代を代表する仏教者である友松円諦及び高神覚昇が、昭和期に興した全日本真理運動の機関誌『眞理』には、没後間もない宮沢賢治の遺稿童話を掲載するなど文芸誌の側面が認められる。戦前の宮沢賢治、戦後の中勘助作品掲載を例に全日本真理運動が目指した理念とは何か、確認する。
木内 英実(駒沢女子大学 共創文化学部 国際日本学科 教授/博士(文学))

日時 令和7年7月18日(金)16時20分〜17時50分
会場 八十周年館16-205教場
参加申し込み

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