保育者になる夢を実現しましょう
駒沢女子短期大学・保育科は、昭和28(1953)年に開設された「駒沢学園高等保育学校」を前身とした歴史と伝統のある保育者養成校です。本学では、幼稚園教諭二種免許状と保育士資格を卒業と同時に取得できるカリキュラムを設置し、これまで12,000人を超える卒業生を輩出してきました。毎年、ほとんどの学生が2つの資格を得て卒業し、幼稚園や保育所、認定こども園、児童養護施設などの保育現場で活躍しています。
保育者は、人格形成の基礎をつくる乳幼児期を見守り支える重要な存在です。本学では、社会に貢献する保育者に求められる力を「専門性」「実践力」「主体性」「使命感」「協働性」「受容力」の6つに分類し、入学前の準備学修を含めた2年間の学びの中で確かに身につけられる体制を整えています。入学後の1年次前期から行う実習だけでなく、自身の探究テーマを追求できるゼミ学修や、時代のニーズに応えた最新の保育を学ぶことができる本学独自の授業科目も開設しています。また、保育現場で活躍する卒業生から、実習や就職のサポートを受けられることも特色です。保育者養成校としての伝統を継承しながら、自分らしい保育者を目指すことができます。
また、本学には付属幼稚園があります。1年次の学校体験活動や2年次の教育実習だけでなく、付属幼稚園の子どもたちとの交流活動や園行事のお手伝いなど、年間を通して子どもと関わる機会を多くもっています。保育現場での実践的な学びが身近にあることも本学の大きな強みでもあります。広大で豊かな自然に囲まれたキャンパスで感性も磨きながら、未来を担う子どもたちの良き保育者となってください。高い志を持ったみなさんとの学びを楽しみにしています。
カリキュラム
資格取得をめざした学び
本学では、道元禅師の禅の教えである「正念」と「行学一如」を踏まえ、6つの力「専門性」「実践力」「主体性」「使命感」「協働性」「受容力」を身につけた保育者を養成するためのカリキュラムを編成しています。実習や本学ならではの授業科目を中心に、卒業までの2年間で「幼稚園教諭二種免許状」と「保育士資格」の取得を目指します。
最新の保育と探究テーマを深める主体的な学び
現代の保育者に求められる役割は、社会の変化に伴って常に変わります。多様なニーズのある子どもたちへの対応や子どもの健康と安全を守ること、教育と保育の接続などについて主体的に学び取る姿勢が求められます。本学では、このような現代社会の保育実践における諸課題について学修できる独自科目が充実しています。また、自身の探究テーマを追求できるゼミ学修も取り入れているのも特徴です。このような学修を通して、保育者としての使命感も高めていきます。

確かな専門性と実践力が結びつく学び
実習による実践的な学びは、本学の学修の中でも大きなウェイトを占めています。実習は、大学で学んだ専門知識や技術を保育現場で実践することができる貴重な機会です。まさに、本学の建学の精神である「行学一如」を体現する学修とも言えます。1年次には、付属こまざわ幼稚園や近隣園で初めての実習を経験し、その後、保育所や児童養護施設、乳児院などでも実習を行います。本学では、確かな専門性と実践力の結びつきを意識して、免許・資格の取得に必要な実習期間を細かく5回に分けて実施しています。
子どもを取り巻く他者との協働的な学び
子どもの成長は、保育者をはじめとした様々な人々との協働により支えられています。そのため、本学では、授業でのグループワークはもちろん、付属幼稚園との連携や、併設大学の他学科との交流、ボランティア活動などに含まれる協働的な学修を重視しています。子どもをまんなかに据えた協働的な活動を体験することで、受容力のある人間性豊かな保育者となることができるのです。
