保育者になる夢を実現しましょう

本学保育科は、昭和28年の高等保育学校開設から70年、昭和40年の短期大学設立から数えると58年の歴史を持っています。この間、1万1000人を超える卒業生が巣立ち、保育者として社会貢献しています。本学では、幼稚園教諭二種免許状と保育士資格を卒業と同時に取得できるカリキュラムを設置しています。毎年ほとんどの学生が2つの資格を得て卒業し、保育現場で活躍しています。
グローバル化の進展、少子高齢化の問題など、こどもを取り巻く環境は急激に変化しています。保育現場をめぐるニーズはますます多様化し、保育者に求められる役割は重要性が増しています。そのような状況を踏まえ、本学では理論系の講義や演習科目に加え、表現系専門科目を充実させています。 授業で学んだことを「身体表現発表会」「造形展」などで発表する機会がたくさんあるのも特長です。また,本学には付属こまざわ幼稚園があります。入学直後から子どもたちと楽しく関わることを目的とした5日間の教育実習や、年間を通して付属幼稚園の行事などのお手伝いの機会もたくさんあります。このように実際に保育現場で学ぶ機会が多いことも本学の大きな強みです。広大で豊かな自然に囲まれたキャンパスで感性も磨き、ぜひ、未来を担う子どもたちの良き保育者となってください。高い志を持ったみなさんとの学びを楽しみにしています。

学科構成

本学は、保育科1学科からなります

保育科
子どもたちの成長を応援し社会に貢献する保育者に

保育者は、人格形成の基礎をつくる乳幼児期を見守り支える重要な存在です。
本学では社会に貢献する保育者に求められる力を「思考力」「表現力」「遊び力」「人間力」の4つに分類し、2年間の学びのなかで4つの力を楽しく身につけられる体制を整えています。
また1年次から始まる実習では、園児たちとかかわる楽しさを体験しながら、手遊びや絵本の読み聞かせなど実践的な保育スキルの習得に力を入れています。
卒業生のほぼ全員が保育者の道を歩むことから、多くの卒業生が学生の実習や就職をサポートすることも特色です。

保育科

カリキュラム

資格取得をめざした学び

道元禅師の禅の教えを教育の根本に、社会に貢献できる資質と能力、知識と実践力を備えた保育者を養成するためのカリキュラムが編成されています。1年次は保育、教育、福祉にかかわる基礎理論と実践を学び、2年次には専門性を追求した学びと実践を通して、「幼稚園教諭二種免許状」と「保育士資格」を取得することを目指します。

バラエティーに富む実践的な学び

幼稚園教諭や保育士にとって不可欠な専門技術は、講義で学ぶ理論だけでは決して身につきません。本学では、理論的な教科に加えて、実習、実技、演習などの実践的な教科も充実しており、日々の学びが就職後すぐに役立つ実践的な学びとなるよう配慮しています。

実習による実践的な学び

保育科の特徴として、実習が大きなウェイトを占めることがあげられます。実習は、短大で学んだ理論、知識、技術と現場における実践を統合する場と言えます。入学後間もなく、短大付属のこまざわ幼稚園や近隣園で初めての実習を経験します。その後、卒業までの2年間に保育所、幼稚園、保育所以外の児童福祉施設と、免許・資格に必要な実習を経験しながら、実践力を身につけます。実習では、自分のことが見えてきます。自分自身を知ることで、進む未来をしっかり描けるようになります。

付属園と緊密に連携し教育の質の向上を推進

付属の「こまざわ幼稚園」は、本学の保育研究施設としての役割を担っています。同園の幼稚園教諭と本学の専任教員は緊密に連携を図りながら相互に交流し、研究成果を反映した質の高い保育実践や、大学教育の参考事例などそれぞれにフィードバックを行っています。