小児保健実習室
沐浴実習や調乳を行う実習室です。ベッドには、重さ3000グラムの新生児と同じ位の大きさの人形が25体寝ています。この人形を使って、抱き方、授乳、おむつ交換、沐浴の方法などを体験します。また、乳児の疾病などの処置の方法なども学びます。
講義館音楽室
約300名が収容できる音楽室には、学生によるさまざまな演奏発表や、保育現場での発表会等を想定して作られました。2台のグランドピアノやマリンバ、シロフォン、バスドラムなどの大型楽器、ハンドベル4オクターブ、クワイアチャイム3オクターブ(アメリカ製本格楽器)が常備されています。
八十周年館音楽室
八十周年館3階の音楽室は、子どもたちのための器楽合奏や、身体表現、パネルシアターなどの幅広い表現活動を実践、研究の場となっています。子どもたちが使う小型の打楽器類も数多く備えています。日常の保育でよく使われるタンバリン、すず、ウッドブロック、トライアングル、ギロなどは、子どもたちの身体に合わせた、サイズの小さい楽器を揃えています。その他、世界のさまざまな民族楽器を含め50種類以上の楽器があります。
ピアノレッスン室
「音楽基礎Ⅰ・Ⅱ」の授業は主にピアノレッスン室で行います。ここでは、保育者にとって必要となる弾き歌いや、ピアノ伴奏のアレンジ方法を中心に、少人数のグループレッスン形式で学びます。授業では一人一人の経験レベルに合わせ、無理なく上達できるよう進められます。
ピアノレッスン風景
ピアノ伴奏の練習
ピアノ練習室
学内には、25室のピアノ個人練習室が用意されています。授業の空き時間をはじめ、土曜日・日曜日、また夏休みなどの長期休暇中も含め、いつでも自由に使用できます(日・祝日は事務課での申し込みが必要)。自宅にピアノがない場合でも、安心して練習に取り組むことができます。
講義館造形室
講義館の造形室には陶芸用の窯が設置されています。粘土、紙、絵具、さまざまな素材を用いた活動を行っています。また、プロジェクターのスクリーンも設置され、ICTを活用した授業を行うこともできます。
八十周年館造形室
広々とした空間で、さまざまな表現活動をすることができます。ダンボール制作や発表会のための大道具制作では、学生たちが自由に制作できるアトリエとしても活用されています。また展示用のパーテーションが常備され、展示会場としても使用することができ、プロジェクターのスクリーンや音響設備により、ICTを活用した授業を行うこともできます。
わくわく農園
学園所有の「わくわく農園」では、農園体験を行うことができます。 みんなで協力しながら畑を耕し、種や苗を植えて収穫することで、将来子どもたちに「生きる力の基盤」や「食べ物や自然に感謝すること」を伝えられる保育者になることをねらいとしています。
遊歩道
広大で自然豊かなキャンパス内には、山の地形を利用した遊歩道もあり、授業の中で散策します。遊歩道の中にはさまざまな植物が生息しており、草木を観察し、実際に触れることで、子どもと自然を共感できる保育者を目指します。
リトミック室
リトミック室の壁の1面は巨大な鏡でできているため、リトミックだけでなく、表現の研究やダンスの練習ができます。また、312.51㎡という広さの室内にはピアノが設置され、わらべ歌などを学ぶことができます。「幼児体育」「身体表現」「音楽指導法」などの演習系の授業では、幅広い学びと実践力をつけるために、この自由に動くことができる広い空間を利用しています。