2年間の学び
1「想」「奏」「創」を
キーワードに
表現力のつばさを広げる
保育者に必要な表現力を、「想」(身体表現)、「奏」(音楽表現)、「創」(造形表現)の3つのキーワードで掲げています。保育科ではこれらの表現に必要な感性や技術を2年間でしっかりと身につけていきます。たいせつなのは、まず自分自身が思い切りダンスや音楽、工作などを楽しむこと。子どもの豊かな創造力に近づくための学びです。
2高い就職実績を下支えする
卒業生の実践スキル
開設から約70年の伝統を誇る保育科は、これまで1万2千人以上の保育者を輩出してきました。100%の就職率はもちろん、卒業生が高い評価を得ているのは保育の実践力が信頼されているからです。実習や実技、演習など、どの科目も実践的な授業を展開し、日々の学びがそのまま即戦力につながるようカリキュラムが構築されています。
3仲間や先輩たちと
卒業後もずっとつながる
保育科の卒業生はほぼ全員が保育者として就職します。全国の保育現場では多くの卒業生が活躍しており、なかでも園長、施設長、主任など、指導的立場の卒業生は、学生の実習や就職を支えてくれる頼もしい存在です。そのつながりは、保育科にとってかけがえのないものです。同じ夢を持つ仲間と励まし合い成長することで、卒業後も強い絆で結ばれます。
KOMAJOの実践的な学び 〜education & support〜
1保育・教職実践演習(幼稚園)
現場に即した演習によって実践力・共同性を養う
2023年度は付属こまざわ幼稚園の子どもたちを招待し、「こまこまらんど」というタイトルで9つの遊びコーナーを設けたイベントを開催しました。子どもにとって「遊び」が持つ意義や目的を考えながら、保育者の援助や環境構成についての基礎知識と技術の向上を目指します。また、実際に保育現場で活躍している教員の講演会なども実施し、保育職の使命感や責任についても考えていきます。
2表現発表会
学生が主体となって、子どもたちへの舞台を創作
動きや音楽をもとに、子どもの感性に訴える創作舞台に取り組む「表現発表会」。各クラスの学生が脚本、大道具、衣装、振り付け、選曲まですべてを手掛けます。1年次の授業「子どもと表現Ⅰ」のなかで行われ、共同制作を通して集団における個人の表現を互いに認めながら、アイデアを共有し実現することを経験します。
3ダンボール制作展
共同での作品づくりを通じて表現の楽しさやチームワークを学ぶ
身近な素材であるダンボールを使用し、子どもたちが楽しく遊べる作品を作る「ダンボール共同制作展」。2年生が「造形表現Ⅰ」の授業で取り組みます。子どもの遊びの本質や表現の意義などを学ぶほか、学生も自ら表現することを楽しみ、そして他の学生の表現を受容したり援助したりすることも学びます。作品はりんどう祭(学園祭)で展示され、来場した子どもたちや付属こまざわ幼稚園の子どもたちに開放します。