渡邉 光章(ワタナベ ミツアキ)
教授
担当科目 : 観光のPRとメディア/地域観光資源研究/観光文化ゼミⅠ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ/観光文化入門Ⅰ・Ⅱ/世界のミュージアム/国内インターンシップ実習/基礎ゼミⅠ・Ⅱ
専門分野
芸術学
研究テーマ
PRとしての情報アウトプットの効果的指導法/学生と社会の接点としてのキャリアプランニング教授法/内定率を高める心理的安全性とゼミ指導法
最終学歴
武蔵野美術大学造形学部
称号/学位
学士
所属学会/団体
日本広告学会
経歴
2002年、本学映像コミュニケーション学科新設に伴い、専任教授として就任。就任前はPR広告の企業経営者。教育の重要さを感じて学生教育に携わるため大学業界に入る。情報のアウトプット(PR)を専門とし、プレゼンテーションにおける作品制作においては自身がイラストレーターでもある。近年は、経済産業省が大学生に求める社会人基礎力の育成を鑑み、一般企業の技術顧問として招かれ、公務員(市役所職員等)や企業の管理職へのキャリアコーチング指導に関わり、そこで得られる社会的な情報を学生教育に還元するため、キャリア研修やキャリアプランを意識したプログラムをアクティブラーニング形式で講義やゼミに取り入れている。
また、研修資料制作としての動画撮影、編集・デザインの技術的ブレインとしても、民間企業の社内研修におけるキャリア研修課題の研修資料制作にも携わっている。これらの活動で得られた情報資産を、社会との接点に乏しい学生に講義やゼミにおいて知的財産として還元するよう努力し、総じて、22年間で蓄積したデータを担当講義において有効利用し、学生が社会に出てから困難に屈しないような意識の涵養に役立つ一助となるよう努めている。
ゼミ紹介
ゼミでは、観光、文化、異文化を学ぶなかで、学生が卒業後に社会で生き抜くために不可欠な、社会が求める2つの社会人基礎力を身に付けることを目指します。その1つはゼミ論執筆で「書くことによる情報アウトプット」の手法を磨き、2つ目にツアープラン発表会の準備でのグループディスカッションにより「話すことによる情報アウトプット」の手法を磨きます。同時に情報伝達の心理的効果やPRの手法にも触れ、大学で学んだことを卒業後に効果的に生かせるようゼミ生の意識を涵養しています。
主な業績(学術論文/著書/作品)
学術論文
- 『文科系女子大学におけるCG初級教育改善に関する一考察』『研究紀要』第12号、pp.257-269、駒沢女子大学、2005年12月(単著)
- 『文科系女子大学におけるアナログ系アート初級教育改善に関する一考察』『研究紀要』第13号、pp.253-268、駒沢女子大学、2006年12月(単著)
- 『文科系女子大学におけるアナログ系アート初級教育改善に関する一考察2』『研究紀要』第14号、pp.229-251、駒沢女子大学、2007年12月(単著)
- 『文科系女子大学における就職活動改善に関する一考察-学生の自己分析を中心とした進路指導の試み』『研究紀要』第22号、pp.101-112、駒沢女子大学、2015年12月(単著)
- 『文科系女子大学における就職活動改善に関する一考察-学生の自己分析を中心とした進路指導の試み:その2』『研究紀要』第23号、pp.45-55、駒沢女子大学、2016年12月(単著)
- 『文科系女子大学におけるCG(コンピューターグラフィックス)基礎教育についての一考察』『研究紀要』第24号、pp.-、駒沢女子大学、2017年12月(単著)
作品収録
- 『年鑑日本のイラストレーション』1987,1988
- 『小田和正BEST HIT Love Story CD』Illustration、講談社
- 『Poster Colorパッケージ』Illustration、Pentel
- 『日米衝突への道』書籍表紙・装丁、1991、講談社