田代 真人(タシロ マサト)
教授
担当科目 : 基礎ゼミ/観光文化ゼミⅠ-a/観光文化ゼミⅢ-a/広告・メディア業実務論/国内インターンシップ実習ほか
専門分野
編集論
研究テーマ
デザイン思考を取り入れた媒体編集の研究
最終学歴
放送大学大学院 文化科学研究科文化科学専攻(情報学プログラム)
称号/学位
修士(学術)
所属学会/団体
日本メディア学会/日本出版学会
経歴
1986年九州大学工学部機械工学科(自動制御専攻)卒業後、朝日新聞社、学習研究社、ダイヤモンド社と活躍の場を変え、女性誌からビジネス誌まで幅広く取材・編集。ダイヤモンド社では初代Webプロデューサーとして、1997年に日本初のオンライン書店機能を含んだ出版社のWebサイトを構築。また、IT+経営の総合誌『ダイヤモンドビットビジネス』をはじめ旅行ガイドブックやモノマガジンなどの編集長を務め、プロデューサーとして『週刊ダイヤモンド』モバイルサイトも手掛ける。ノーベル賞受賞者中村修二氏の書籍など多数の書籍も編集。独立後、さまざまな媒体でコラムを執筆し、また企業Webサイトのコンサルティングなどを行なう傍ら、放送大学大学院情報学プログラムにて修士号取得。2019年駒沢女子大学観光文化学類に入職。
ゼミ紹介
ゼミでは「想像力から創造力へ」を合い言葉に、“編集”という考え方を軸に新たなものを“創造する”ということについて学んでいきます。またその基本的な考え方として「デザイン思考」を取り入れた編集法のもとで具体的対象として観光メディアを考察していきます。まず3年生前期は、“創造”や“編集”とはどういうことか、また「デザイン思考」とはどういうものかについて学び、ネットや雑誌、書籍などの観光メディアの作られ方、雑誌とネットとの違いなどを検証していきます。3年生後期では、前期で学んだことをカタチにするため、旅行ガイドブックをつくります。その際、具体的に雑誌における企画・取材・原稿執筆・編集・デザインを学び、ガイドブックを制作・発表します。4年生では産学連携して企業の課題解決にも取り組みます。
主な業績(学術論文/著書/作品)
研究論文
- 「電子書籍制作における情操教育の可能性についての一考察」」『駒沢女子大学研究紀要』第 23号、駒沢女子大学、2016年(単著)
著書
- 『もし小泉進次郎がフリードマンの『資本主義と自由』を読んだら』日経BP社、2011年(共著)
- 『電子書籍元年〜iPad&キンドルで本と出版業界は激変するか?』インプレスジャパン、2010年(単著)