鮫島 卓(サメシマ タク)
教授
担当科目 : 観光政策論/観光マーケティング論/観光文化ゼミⅠ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ/観光文化入門Ⅰ/観光文化入門Ⅱ/海外留学(海外実務実習)/海外観光資源研究E(東南アジア)/ 海外旅行研修/国内旅行研修/国内インターンシップ実習/旅行業実務論
専門分野
観光学
研究テーマ
観光経験の教育効果/地域観光のイノベーション/都市農村交流・テリトーリオ
最終学歴
立教大学大学院 観光学研究科博士前期課程 修了
称号/学位
修士(観光学)
所属学会/団体
日本観光研究学会/日本観光ホスピタリティ教育学会/日本国際観光学会/日本感性工学会/日本文化経済学会
資格/委員
総合旅行業務取扱管理者/総合旅程管理主任者/東京シティガイド/第2次稲城市観光基本計画策定委員長/一般社団法人稲城市観光協会顧問/ANAホールディングス旅と学びの協議会アドバイザー/南種子町種子島宇宙芸術祭アドバイザー
経歴
1996年株式会社エイチ・アイ・エス(以下HIS)入社、個人旅行営業部門に配属。在籍中に立教大学大学院博士前期課程を修了。2002年よりHIS経営企画室で東証一部上場化、中期経営計画、業務改革を担当。2005年よりモンゴル建国800周年記念事業実行委員会事務局長(出向)として堺屋太一らと国家イベントを企画実施。帰国後、2007年よりHIS国内旅行事業本部商品企画リーダーとして新規事業のバスツアーやインバウンドクルーズをヒットさせる。2010年よりハウステンボス再生事業に参画しイベント企画やアトラクション開発を担当。2012年よりHISエコツーリズムデスク所長を経て、2014年より同社テーマ旅行事業部長。2015年スタディツアーの取組みで観光庁長官賞受賞。2016年より国際協力機構(JICA)のコンサルタントとしてラオス、ミャンマー、ブータンで国際協力・観光開発計画策定に従事。2018年より駒沢女子大学人文学部国際文化学科准教授着任、2023年より同大観光文化学類教授。これまで世界75カ国訪問し、初海外の若者を応援する活動も行っている。実務経験を生かして実践的な産学連携授業にも積極的に取り組んでいる。
ゼミ紹介
ゼミの研究テーマは、イタリアの地域振興と日本への応用です。遠く離れたイタリアですが、以外にも日本との共通点が多く比較研究に適しています。イタリアの歴史都市や農村の都市計画や地域振興策について専門書の輪読やグループ研究を通じて検討し、日本の地域振興への応用を検討します。学生全員が研究テーマを決め、調査法を学びながら論文を書き上げ発表します。また、ゼミの活動は教室に留まりません。川越や甲州でのフィールドワークのほか、企業や自治体と連携した実践的な課題解決型教育もあります。これまでHIS、株式会社JTB、日本電信電話株式会社(NTT)やタイ政府観光庁、イタリア政府観光局との産学連携の実績があります。社会との接点を持ち、実践的な取り組みを通して自信をつけてほしいと思います。
主な業績(学術論文/著書/作品)
学術論文
- 「不便が観光者のポジティブ感情に与える影響 ―大学生を対象とした埼玉県川越市における街歩きの場合―」『観光研究』第34号No2、PP. 85~92、日本観光研究学会、2023年3月(単著)
- 「グル-プ旅行における人的交流がジェネリックスキルに与える影響」『第37回全国大会論文集』、日本観光研究学会、2022年12月(共著)
- 「原子力災害被災地のミュージアムと教育旅行の可能性」『自由論集』第6号pp.31-37、日本国際観光学会、 2022年9月(単著)
- 「観光経験における感動分析の試論」『研究紀要』第27号pp.47-58、駒沢女子大学、2020年12月(単著)
著書/寄稿/作品
- 「ポストコロナの持続的発展のための観光振興-イタリアのテリトーリオ戦略の観点から-」『信用金庫』2023年4月号、一般社団法人全国信用金庫協会, 2023年4月(単著)
- 音声ガイドアプリ『稲城フィールドミュージアム』企画:駒沢女子大学観光文化学類ツーリズムコマジョ、制作:Pokke、2023年4月(編著)
- 『謎解き稲城の歩き方』インターメディアリー、 2022年5月(編著)
- 「観光学の扉」『週刊トラベルジャーナル』、トラベルジャーナル、 2022年4月(単著)
- 「文化観光を活用した持続可能な観光再生戦略」『NETT10月号』、一般社団法人北海道東北地域経済総合研究所,2021年10月 (単著)