ニュース&トピックスニュース&トピックストップへ

人間と文化を学ぶことはこの世界を楽しんで生きること

「文化」とは人間が人間らしく生きるために生み出したさまざまなものごとを指す言葉です。
たとえば、古代の土器にはおもしろい文様がつけられていますが、器として使うだけなら、模様は不要なはず。
でも、古代人はそこに 「プラスα」を加えたくなったのでしょう。その 「プラスα」こそが文化です。
それは人々の生活にとって余計なものでも不要なものでもありません。
人間文化学類は、私たちが自分と他者を知り、ともに生きていくためには、文化の学びこそが必要だと考えます。
さあ、この世界の 「プラスα」の謎をいっしょに解いてみませんか。

学びの概要学びの概要へ

1キーワードは
「コミュニケーション」

文化は多くの人々と共有するものである一方、人々は互いに異なる文化を生きてもいます。多様な価値観が共存する現代社会において、人と人とがよりよく共生するためにはコミュニケーションの力が欠かせません。人間文化学類での4年間の学修は、さまざまな角度からものごとをとらえ、他者の立場を想像し、自己を問い直すための教養を培います。

2可能性が広がる
実践的な科目群

人間文化学類は、学生のみなさんに、グローバルな時代の変化のなかにあっても社会や生活上の課題にたくましく立ち向かう力をつけてほしいと願っています。そのためには目先の技術を身につけただけでは十分とはいえません。いろいろな状況に対応するための基礎的な学修が不可欠です。この社会を生き抜くための実践的な科目群があなたを待っています。

33専攻で
自分らしい学びを

2年進級時に自分の関心や将来の目標をふまえて専攻を選択します。日本文化専攻では文学や歴史などを学び、日本語力を身につけます。人間関係専攻では身体文化や社会学の視点から人間関係を学びます。英語コミュニケーション専攻では英語力はもちろん行動力も育てます。専攻の特色に応じて自分らしく学ぶことができます。

受験生へのメッセージ

福王 守 先生

学びのつながり、人とのつながりをたいせつにしながらいっしょに歩みを進めましょう

人間文化学類は、人文学を基礎とした「日本文化」「人間関係」「英語コミュニケーション」という3専攻を通じた学びの場です。ここでは、広く文学、歴史、言語、文化、社会、メディア等のさまざまな学問分野についてバランスよく学ぶことができます。教員は自らの専門分野を持つとともに、ほかの分野にも敬意を払い、つながりのある授業を目指しています。

たとえば、今日の日本の「法」社会は欧米型の近代市民社会を模範としています。これは、特権階級による支配からの個人の自由を目指して形成されてきました。その歴史的教訓から、一人ひとりを人格の担い手として尊重するという「人間の尊厳(human dignity)」は、学問分野や国境を越えた普遍的価値観としてもとらえられてきています。互いのつながりをたいせつにして学び合い、自立した社会人に向けた準備を進めていきましょう。

  • 福王 守  先生
    福王 守 先生
担当科目
  • 日本国憲法Ⅰ・Ⅱ
  • 国際法Ⅰ・Ⅱ
  • 法学
  • 法と社会
  • 人権の基礎 など

人間文化学類では、以下の3つの専攻があります。
2年次より、自分の関心や将来の目標によって、専攻を選択します。