令和4年度 福島県「大学生の力を活用した集落復興支援事業」 活動報告会への参加と最終実証活動を行ってきました。

住空間デザイン学類では、社会とつながった実践的な活動を積極的に行っております。
2月11日(土)に令和4年度福島県「大学生等による地域創生推進事業」の活動報告会が福島市で行われ、榎本スタジオの学生が今年度の活動報告と最後の実証活動を行ってきました。

この事業は、2011年の東日本大震災のときの東京電力福島第一原発事故に対する「福島特定原子力施設地域復興交付金事業」として行われており、今年度は全国から23の大学やゼミの活動が報告されました。

今回は、2019年の実態調査活動に引き続きコロナ禍による2年間のブランクを挟んで2年目の実証活動の報告を行いました。
活動としては、地域の高齢化に伴い増え続けている福島県磐梯町大寺五区の耕作放棄地を地元青年会の人たちと一緒にそば畑に変え、そのそばを使った新たな地域の名物となるものを提案するという、名付けて「極そばプロジェクト」というものです。ちなみに、この「極そば」は「極み」のごくと磐梯町大寺五区のごくを掛けたネーミングとなっております。今年度は、スタジオの学生5名が参加しましたが、コロナ禍のため残念ながら8月の種まきには参加できず、10月末の刈り入れ作業と報告会のあとの新たなもの作りの提案と試作を行ってきました。

今回提案したそばガレットやそば団子、そばドーナツはどれも大好評で、今後も学園祭や稲城市のイベントへの参加など積極的に多くの人々に磐梯町のそばの魅力を伝え、福島県の地域活性化につなげていければと考えております。

参加学生の感想

  • 活動報告会の様子。発表するのは4年の鈴木さん
    活動報告会の様子。発表するのは4年の鈴木さん
  • 今回の活動メンバー。左から鈴木さん(4年)、伊與田さん、大畑さん、田中さん、鈴木さん(3年)
    今回の活動メンバー。左から鈴木さん(4年)、
    伊與田さん、大畑さん、田中さん、鈴木さん(3年)
  • 地元のお母さんたちに教わりながら調理中!
    地元のお母さんたちに教わりながら調理中!
  • そばドーナツ
    そばドーナツ
  • そばガレット
    そばガレット
  • そば団子
    そば団子
  • もちろんそばも絶品!
    もちろんそばも絶品!
  • お世話になった磐梯町のみなさんと一緒に。
    お世話になった磐梯町のみなさんと一緒に。

福島県「大学生の力を活用した集落復興支援事業(極そばプロジェクト)」のこれまでの活動もご覧ください。

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