令和元年度 福島県「大学生等による地域創生推進事業」活動報告会で発表しました。

住空間デザイン学類では、学内での授業だけでなく積極的に外へ出て社会とつながった実践的な活動を行っております。この度、福島県が募集した令和元年度「大学生等による地域創生推進事業」に採択され、住空間デザイン学類の前身である住空間デザイン学科3年エノモトスタジオの学生6名が福島県耶麻郡磐梯町で耕作放棄地をそば畑に変える活動を行いました。
そして、2020年2月8日(土)に行われた活動報告会『地域づくりオープンカフェ』でその活動報告を行ってきました。

※活動内容は、下記の記事を参照してください。

暖冬でほとんど雪のない福島駅前の会場に、朝早くから大勢の学生や関係者が集合し、今年は地元の福島大学を始め北は北海道から南は関西の近畿大学や立命館大学など25大学が参加しました。
活動報告会は、それぞれ活動した年数によって分かれており、私たちは、活動一年目のグループの最初の発表だったため、まさに報告会全体でも一番目の報告となりましたが、大勢の参加者を前に酒井さんと茅根さんが発表を担当し、パワーポイントを使いながら5分という短い時間にもかかわらずしっかりと自分たちの活動を報告できたと思います。

  • 報告会場全体
    報告会場全体
  • 発表する酒井さん(左)と茅根さん
    発表する酒井さん(左)と茅根さん
  • 発表後みんなで記念撮影
    発表後みんなで記念撮影

その後、昼休憩を挟んで第二部の二年目の実証実験グループの活動報告を聞き、私たちは磐梯町に移動して今回の活動で自分たちが育てたそばのそば打ち体験と、今後の活動についてのミーティングを行いました。自分たちで育て、そして自らの手で打ったそばの味は格別で、今まで味わったことのないおいしいそばを堪能することが出来ました。

  • そば打ち名人から打ち方を教わります
    そば打ち名人から打ち方を教わります
  • 初めてにしてはうまく出来ました
    初めてにしてはうまく出来ました
  • なかなかうまく切れません
    なかなかうまく切れません
  • おいしい十割そば召し上がれ!
    おいしい十割そば召し上がれ!

来年度は、この耕作放棄地を利用したそばづくりの活動が二年目の実証実験の年になるので、作ったそばの商品化を目指し発展的に活動を継続して、またさらに磐梯町の人たちとの交流を深めていきたいと思います。
高校生のみなさん、わたしたちと一緒に社会に貢献できる活動をしませんか!入学お待ちしています!

  • みんなで集合写真
    みんなで集合写真

文責:榎本文夫

活動概要

活動目的 福島県の、高齢化や地域の担い手不足などにより地域住民だけでは集落の維持・再生が困難になることが懸念される地域において、大学生の持つ新しい視点や行動力、専門技術や知識など『外からの力』を活用して、地域の復興・活性化を図りながら、集落の応援団(サポーター)を育成していくことを目的としている。
活動内容 耕作放棄地をそば畑に再生する「極そばプロジェクト」
活動場所 福島県磐梯町大寺五区周辺
活動日程 種まき:2019年8月16日(金)〜18日(日)
刈り入れ:2019年11月1日(金)〜2日(土)
報告会と試食体験:2020年2月8日(土)〜9日(日)
参加メンバー 住空間デザイン学科3年・エノモトスタジオ6名

参加学生の感想

板橋清美

酒井優衣奈

茅根汐里

對木萌

戸田満里奈

西田菜乃波


福島県「大学生の力を活用した集落復興支援事業(極そばプロジェクト)」のこれまでの活動もご覧ください。

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