1生活者の視点を持った
女性を目指す

衣・食・住は人間が生きるうえで欠かせないテーマです。その中の「住」を中心に、くらしに関するさまざまな問題を考える授業を用意しました。1・2年次は初めての人にもわかりやすい空間デザインの基礎力を養います。また建築・インテリアデザインから家具や陶芸、テキスタイルなどの実習まで、住空間デザインの入門科目を幅広く学び、生活者の視点で社会に貢献する女性を目指します。

2課題をやりとげる
実践力を身につける

少子高齢化から地球環境問題まで、私たちのくらしは大きく変わりつつあります。3年次からはそうした変化を見据え、これからの住まいとくらしを考える実践的な課題に取り組みます。建築デザイン・インテリアデザインのコースに分かれ、多彩な分野の中から学生一人ひとりの個性と適性に応じた科目を履修します。また多くの実習系授業や企業でのインターンシップを経て、社会が求める実践力を身につけます。

3豊かな人間力を備えた
社会人を志す

住まいやくらしの提案にはコミュニケーション能力が欠かせません。スタジオや卒業研究などの対話による双方向型の授業を通して、企画力や発想力、表現力を磨き、豊かな人間性を備えた、社会に求められる人を志します。また二級建築士やインテリアコーディネーターをはじめとする資格取得の支援により、多くの学生が自信を持って就職活動に臨み、希望する業種への就職を果たしています。

実践的な学び

企業にインテリアを提案し実際の物件として実現
住空間デザイン学類 インテリアデザインコース4年 Sさん

産学連携課題「コマジョスタイル」は、賃貸集合住宅のオーナーに向けて内装リフォームのデザイン・パッケージを提案する実践的な授業です。コンセプトなども含めてすべてを学生自身で考案します。私はパワフルな女性が自分らしく美しく暮らすイメージがある、ニューヨークのブルックリンスタイルの部屋を企画しました。メーカーのカタログで色調や質感を何度も検討し、ビンテージとモダンが同居した空間を作り込んでいきました。

自分の案が企業の方にプレゼンテーションする12人に選ばれ、さらに最優秀賞まで受賞したときは信じられない気持ちでした。提案を紹介するオーナー向け冊子の制作も行い、実際に採用された物件を見学すると、想像以上におしゃれな雰囲気になっていて感激しました。この課題を通じてインテリアに対する関心が強くなり、就職先もインテリアデザインを手掛ける会社に決まりました。

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新しい産学連携課題「コマジョデコール」 による空間演出が完成!

地域の廃材を活用し、地域の自然や環境についての思いを表現する新しい産学連携課題「コマジョデコール」。今回のテーマは「自然×健康」です。店舗を訪れる方々が、楽しみながら自然のたいせつさや健康なくらしに思いを巡らせることができるアートパネルを、インテリアデザインスタジオ(ゼミ)の学生が中心になって考え、空間演出のデザインと制作を行いました。店舗内の3つのエリアについて考案したパネルデザインの発表会、家具スタジオの学生による廃材を使ったパネルフレーム制作、空間系スタジオの学生グループによる同じく廃材使用のアートパネル制作など、総勢29名が夏休み中に参加しました。完成披露内覧会では関係する企業の方々よりたくさんの感想やコメントをいただき、とても充実した課題となりました。

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  • 米粉を用いた商品をあつかう1階ベーカリーショップのパネル。そのほか、2階レストランや化粧室などにもコンセプトの異なるパネルを提案・制作しました。
    米粉を用いた商品をあつかう1階ベーカリーショップのパネル。そのほか、2階レストランや化粧室などにもコンセプトの異なるパネルを提案・制作しました。