曽我部 夏子(Natsuko SOGABE)

曽我部 夏子

教授、博士(学術)、管理栄養士、公認スポーツ栄養士、健康運動指導士

栄養生理学/栄養生理学実験/基礎栄養学/基礎栄養学実習

学位及び業績

所属学会

担当科目

研究テーマ

中高生女子アスリートに対する食育、栄養教育プログラムの検討

中学生・高校生期は、女子では体脂肪の急激な増加がみられる等、成長が著しい時期です。特にアスリートはいままでに比べて動きのキレがなくなったなどの理由から、食事量を減らす選手もみられます。その結果として、エネルギー摂取不足による健康問題が起こることが報告されています。そこで、中高生女子アスリートに対して、望ましい食生活に関する栄養教育プログラムを検討し、実践しております。

女子中高生の栄養摂取状況と骨代謝に関する研究

中学生・高校生期は、一生のうちで骨量を高めることができる唯一の時期であるため、骨の健康のために重要な時期です。しかし、女子中高生の栄養摂取状況と骨代謝に関しては、明らかになっていないことが多いのが現状です。そこで、成長期にある女性アスリートの栄養素摂取状況と身体状況、骨代謝状況に関する調査を行っております。

地域イベントでの食育プログラムの実践

研究室の食育キャラクター「菜Saiフレンズ」による、野菜摂取量を増やすための食育活動を地域の食育イベントにて行っておりました。新しい生活様式のなかで、オンデマンド形式の食育などを検討しています。

就労世代に対するメタボリックシンドローム予防のための栄養教育

産業保健領域での栄養教室や、Eメールを使った減量プログラムなど、労働世代に対する栄養教育を行っています。特定保健指導も担当しております。


その他、以前は、骨粗鬆症予防のための基礎研究、骨代謝関連の遺伝子多型と栄養摂取状況および骨代謝マーカーとの関連についての研究も行っておりました。(Sogabe N. et al. Bone 35:249-255 2004、Sogabe N. et al. Vitaminology. 53; 419-425. 2007他)。

卒業研究のテーマ・内容

メッセージ

栄養学は、とても身近な、そして奥が深い学問です。毎日の食事のなかで、疑問に思ったこと、知りたくなったことを、どんどん調べていきましょう。大学時代に、自分の頭で考え、調べて研究したことは、あなたの一生の財産になります。若い皆さんの学びをサポートしていきます。皆さんと一緒に、栄養学を学べることがとても楽しいです。

教員紹介