藤川 麗(フジカワ ウララ)
専門分野
- 臨床心理学
- コミュニティ心理学
所属学会
- 日本心理臨床学会
- 日本学生相談学会
- 日本教育心理学会
- 日本コミュニティ心理学会
- 日本発達心理学会
著書・論文
著書
- 『臨床心理のコラボレーション』(単著)2007 年 9 月(東京大学出版会)
- 『公認心理師の基礎と実践4 心理学研究法』(共編著)2018 年 8 月 (遠見書房)
- 『公認心理師の基礎と実践4 心理学研究法』遠見書房、2018 年 8 月(共編著)
- 『公認心理師スタンダードテキストシリーズ 1 公認心理師の職責』ミネルヴァ書房)、2020年 7 月(分担執筆)
論文
- 「学生相談におけるコラボレーション ―実践と研究の発展に向けての課題と展望―」(単著)2018 年 3 月 教育心理学年報, 57, 192-208.
ゼミ紹介・授業紹介
私のゼミでは、心の問題を個人と環境(集団・コミュニティ)との関係から理解し、研究することを目的としています。心理学の魅力の1つは、人間の「日常的なちょっとした行動」から「支援を必要とする臨床心理学的問題」まで、幅広いテーマを扱う学問領域であることではないかと思いますが、これまでの学生の研究テーマも、「女子大学生の子育て不安について」、「児童養護施設の退所後のケアについて」、「コロナ渦における大学生のメンタルヘルスに対する意識について」、「推し活の心理的効果」など、時代や社会の状況を反映した多様なものとなっています。
ゼミでは、まず、各自が興味を抱いた心理学の研究論文を講読・発表してもらい、発表された研究に対する意見や疑問点についてディスカッションをすることで、心理学のさまざまなテーマや研究法への理解を深めます。さらに、グループで文献研究や調査研究を行い、心理学研究の方法を身につけたうえで、個人でテーマを決めて卒業論文やゼミ論文のための研究に取り組みます。
ゼミを通して、学生の皆さんが自分の関心を心理学研究の形にして探求できるようになること、また、発表やディスカッションによってコミュニケーションの力を高めることをサポートしたいと思っています。