『 主張する「みせ」学生デザインコンペ 』 住空間デザイン学科2名が奨励賞を受賞!
2022/04/21
4年生の中村桃子さんと福島来夢さんが、公益社団法人 商業施設団体技術団体連合会主催 『第19回 主張する「みせ」学生デザインコンペ 』(2021年度開催)において、「奨励賞」を受賞しました!
本コンペティションは、これからの新しい「みせ」を提案するという学生向けデザインコンペティションで、第19回となる今回は、応募総数463作品。数多くの作品からの受賞となりました。
住空間デザイン学類では、毎年3年生後期の授業「空間演出B」で、本コンペティションに取り組んでいます。2021年度は、サブテーマ「SUSTAINABLE×商い」をもとに、各学生がさまざまなデザインを提案。授業内でも講評会を行い、お互いのアイデアやデザインに大いに刺激を受けました。引き続き、空間のアイデア・デザインのスキルアップを目指し、外部コンペへのチャレンジをしていきます。
住空間デザイン学科特任教授 橘田洋子
中村桃子さん(住空間デザイン学類 インテリアデザインコース 4年)
作品タイトル:「pile of clothes」
- 受賞コメント:私は、コンペテーマ「サスティナブル」から年々衣服の消費量増加に伴い、服の大量生産・大量廃棄が問題視されている現状に着目し、洋服を大切に使うきっかけとなる施設を提案しました。ファッション業界は、石油産業に次いで2番目に地球環境汚染を引き起こしている業種だと言われています。まだ着ることができるのに捨てられてしまう衣服ロスの深刻さを表現したのが服のアートで、作品タイトルもそのような意味を込めました。
今回、奨励賞を受賞することができ、大変うれしく思います。思うように作業が進まず試行錯誤の日々で、ご指導してくださった先生方に感謝しております。
福島来夢さん(住空間デザイン学類 建築デザインコース 4年)
作品タイトル:「竹の郷」
- 受賞コメント:この度はこのような賞をいただき、ありがとうございます。私は、今回のコンペのテーマ「SUSTAINABLE×商い」からサスティナブルとは何かを考え、全国各地で竹林問題が深刻化していることを知り、竹を利用した駅を提案しました。竹を主の材料にし、内外装には竹の編み方を取り入れ、多くの方が竹の良さや日本文化に親しみ、竹の色の変化を通して時の流れを感じるデザインにしました。
竹の駅をデザインしていく中でパースでの表現が中々まとまらずに行き詰ることもありましたが、先生方にアドバイスをいただき、パースでの表現をさまざまな角度から行った結果、奨励賞を受賞することができ大変うれしく思います。今後の制作も一生懸命に取り組んでいきたいと思います。