「国際漆展・石川2023」で榎本文夫先生が審査員特別賞を受賞しました

住空間デザイン学類の榎本文夫先生が、昨年末の京都府産針葉樹家具デザインコンペでの最優秀賞受賞に続き、漆の国際公募展「国際漆展・石川2023」で審査員特別賞「川上元美賞」を受賞しました。

この公募展の概要は以下の通りです。

漆の国際公募展として1989年(平成元年)にはじまり、今回、第13回展の開催となります。これまで毎回、世界の十数か国から数多くの素晴らしい作品が寄せられており、「漆の新しい広がり」を考える国際的な展覧会として高い評価を得ております。

石川県は、「伝統工芸王国」として知られ、特に漆器は、輪島塗、山中漆器、金沢漆器という日本を代表する産地を有し、漆を生活文化の中で成熟させてきた歴史があります。

本展は、そうした漆を用いた新しい生活提案や新しい感性の提案などを広く国内外に求めることにより、漆産業を活性化させることを目的に開催しています。また、漆を通じた国際交流の推進、さらには人と環境にやさしい漆という素材と技の魅力を再認識していただくことを願うものです。

国際漆展・石川2023 Webサイトより転載

本展の展覧会は11月に石川県政記念しいのき迎賓館で、巡回展が12月と翌1月に輪島で行われますので、お近くにお寄りの際はぜひご覧ください。

榎本先生は針葉樹の利活用研究の一環で、枝などの未利用材を使った漆の小物の製作なども行っています。りんどう祭では学生と共にゼミで製作した端材を使った小物などの展示も予定しておりますのでぜひご覧ください。

  • 審査員特別賞を受賞した「森のこどもたち -封書開きナイフ-」榎本文夫
    審査員特別賞を受賞した「森のこどもたち -封書開きナイフ-」
    榎本文夫

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