入賞! 主張する「みせ」学生デザインコンペ

公益財団法人 商業施設技術団体連合会が主催する 第20回 主張する「みせ」学生デザインコンペに、住空間デザイン学類4年生インテリアコース 大塚愛世さんと佐藤仁美さんが、奨励賞を受賞しました。
大塚さん、佐藤さん、入賞おめでとうございます!!

本コンペには、住空間デザイン学類では、毎年3年生後期の「空間演出B」の授業にて、全員で取り組んでいます。
今年は、全国から過去最多の497点の応募があるなか、激戦を勝ち抜き、見事入賞となりました。

受賞者のみの参加ではありましたが、数年ぶりに、港区三田にある建築会館にて、授賞式と作品展も開催され、少しその様子と共に、お二人の作品をご紹介します。

住空間デザイン学類 堀・堀邊・橘田

  • 作品展の会場にて(大塚さん:右と佐藤さん:左)。
    作品展の会場にて(大塚さん:右と佐藤さん:左)。
  • 展示会場の作品パネルと共に(大塚さん)。
    展示会場の作品パネルと共に(大塚さん)。
  • 展示会場の作品パネルと共に(佐藤さん)。
    展示会場の作品パネルと共に(佐藤さん)。

大塚愛世さん
作品タイトル「blue passing point」 

コンセプト:近年急速な広がりを見せるルッキズムという言葉をご存知だろうか。
ルッキズムは、外見至上主義とも呼ばれ、外見でその人を評価したり判断することを指す。外見に 左右されやすい私たちの思考は、他人の意見や評価を気にして行動する人が多い現代を生み出したといえる。外見に自信が持てないことで、自分の全てを否定し、何事にも「自分なんか」と挑戦することを諦める。そして、その人自身の可能性に自ら蓋をしてしまう。

そんな人々のために考えた場所「blue passing point」。 ここは、外見を気にせず気軽に挑戦できるVR空間である。この空間での挑戦は、自分の外見以外にも目を向けるきっかけを与え、仮想世界だけでなく、現実世界での自信へとつながっていく。

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    作品パネル
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この空間は、1人でも多くの人が、周りにとらわれることなく、「自分らしく生きる楽しさ」を感じることができる世の中をつくるだろう。

佐藤仁美さん
作品タイトル「みっけるーと」 

コンセプト:検索すれば、おすすめがすぐに出てきて、簡単に行きたいところを探せる現代。しかしながら、人気の店舗はメディアに積極的に取り上げられ、情報に偏りがあるように感じる。 遠くのお店に向かうのに、近くの住んでいる街や良く利用する駅周辺の情報はどのくらい知っているだろうか。その背景には、地元の情報誌に載るような情報がなかなか手に入りにくいことが挙げられる。

そこで毎日使う駅のホームで、電車の待ち時間を活用できないかと考えた。
みっけるーとは、空間パネルによる自由なルートから、ランダムな出会いを発生させる。各街の隠れたお店をカードにして駅のホームに並べ、気になったところを自らセレクトする。そして周辺地図と照らし合わせ、実際に探し出す。街を攻略していく感覚で、日々に新たな発見の機会を作り出す。

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探すきっかけはあえてアナログな手法で、ランダムな出会いがあるように。 そうすることで自分にとって新しい発見がある。

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