「住宅課題賞2021」で優秀賞2等を受賞しました!

2021年10月30日(土)に開催された「第21回住宅課題賞2021」(主催:東京建築士会)の公開審査会で建築デザインコース3年生山木智絵さんが「優秀賞2等」を受賞しました。

「住宅課題賞2021」は、首都圏の建築系大学40大学54学科の設計授業で取り組まれている住宅課題のなかから優秀作品が展示される展覧会です。さらにその54作品の中から、公開審査会で「優秀賞(1等~3等)」と「審査員賞(5点)」が選出されます。3年生「建築デザインⅠ」の授業で取り組んだ集合住宅の課題の中から、山木智絵さんが「みせるくらし たのしむくらし」を出展し、「優秀賞2等」を受賞しました。出展への努力が実を結び、受賞した山木さんのインタビューをお届けします。

住宅課題賞2021

会期 2021年10月28日(木)〜 11月10日(水) 10:00〜17:30
会場 ギャラリーエークワッド(東京都江東区新砂1-1-1 竹中工務店東京本店1階)

公開審査会

開催日 2021年10月30日(土)
審査員長 植田 実氏
審査員 アストリッド クライン氏/駒田 由香氏/妹島 和世氏/中村 晃子氏
司会 城戸崎 和佐氏/佐々木 龍郎氏
  • 入賞トロフィーは後日受け取りの予定です
    入賞トロフィーは後日受け取りの予定です
  • 「みせるくらし たのしむくらし」 画像クリックでPDFを表示(9.2MB)
    「みせるくらし たのしむくらし」
    画像クリックでPDFを表示(9.2MB)

「優秀賞2等」おめでとうございます! 受賞が決まった時の心境は?

ありがとうございます。本当に自分が2等なのかと驚きました。公開審査会ではとても緊張しており、お世話になっている先生や家族に早く報告したいという気持ちで一杯でした。今までのさまざまな努力を評価していただけたと感じており、とてもうれしいです。

今回出展した集合住宅「みせるくらし たのしむくらし」はどんなコンセプトですか?

賑わいのあるダガヤサンドウに、くらしのこだわりを感じられる10世帯の集合住宅を提案しています。ライトコートを通して、コミュニケーションをとることができ、それぞれのくらしを共有できるようにしました。プライベートなライトコートとパブリックなライトコートを設け、住民同士がつながるようになっています。また、地域住民も利用することができるコモンスペースも設け、住民と地域住民の交流ができる計画になっています。

「住宅課題賞2021」への出展を通して感じたことは?

出展を通して、友人や先輩、先生方などさまざまな方に支えていただいたと感じています。模型制作など、たくさんの周りの協力があり、完成させることができました。感謝の気持ちで一杯です。ありがとうございます。また、出展するにあたり、自信が無く不安な気持ちになることもありましたが、公開審査会では審査員の方々から高く評価していただけ、自信につなげることができたと感じています。

  • 模型制作は友人たちが協力してくれました
    模型制作は友人たちが協力してくれました
  • オンライン授業との両立に苦労しながらの制作でした
    オンライン授業との両立に苦労しながらの制作でした

今後の抱負をお願いします

住宅課題賞を通して、自分の作品を見つめ直し、課題点を知ることができました。また、公開審査会では、さまざまな大学の課題や作品について知ることができ、刺激をいただき大変勉強になりました。今後はこの経験を生かし、いろいろなことに挑戦していきたいと思っています。

  • 住宅課題賞の展示会場
    住宅課題賞の展示会場
  • ライトコートが住人同士のちょうどよい距離感をつくり出しています
    ライトコートが住人同士のちょうどよい距離感を
    つくり出しています

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