ハワイでの「海外インターンシップ」全行程報告
2017/08/29
今年で6回目を迎えたハワイ(ホノルル)でのインターンシップ実習について報告します。
実習には、「企業文化研究A(旧:旅行業概論)」、「企業文化研究B(旧:ホテル業概論)」、「ホスピタリティ概論」を履修した2年生3名が参加し、3月5日から16日までの12日間に観光関連の様々な実習を体験しました。参加希望者は面接による選考を経て、事前にマナーセミナーやオリエンテーションを受けました。特にハワイでのホテル研修を前に、東京マリオットホテルで事前研修を行い、日本と海外のホテルサービスの違いを学びました。※
ダイヤモンドベットで見たワイキキ
ワイキキビーチの全景
ハワイでは、最初にワイキキビーチに面したデラックスなホテル、ワイキキビーチ・マリオットを中心に研修を行いました。アジアンサービスデスク(日本語専用フロント)、ハウスキーピング(客室の清掃やベッドメイキングなど)、フロント業務(チェックイン・アウトなどのご案内)を経験し、3日間の研修を終えました。
東京マリオットホテルの事前研修
ホテル研修でお世話になった現地スタッフと
その後の3日間は、東京での事前研修でお世話になった現地スタッフと「ホノルル・フェスティバル」という、日本の文化や伝統芸能を紹介する日米交流イベントのお手伝いをしました。イベント会場では、日本の伝統的な遊びを子供に紹介したり、来賓を案内したりしました。その他にもイベントの舞台裏でスタッフとして様々な経験もしました。フェスティバルの最終日には、カラカウア大通りで約2 時間、神輿を担いだり踊ったりしながらパレードに参加しました。
イベント会場で来賓案内
舞台裏でスタッフとしての経験
カラカウア大通りで神輿を担ぎながら
時には踊りながらパレードに参加
最後の研修では、「JTBオリオリステーション」で、カスタマーサービスの基本を学び、ハワイ到着時にお客様にお渡しする資料の仕分けや袋詰めを行いました。お客様にお渡しする資料は種類が多いので、ミスがないように気を配りました。この研修のしめくくりとして、JTBハワイ支店で反省会を行いました。JTBの担当職員からは、プロとしての視点でアドバイスを頂き、全日程を終了しました。
オリオリステーションでの研修風景
JTBハワイ支店で研修の反省会
実習生の声
- この海外インターンシップで、日本とは違う企業文化を持った環境で働かせていたただき、多くの刺激を頂きました。ホテル研修やホノルル・フェスティバルのボランティア、JTBハワイ支店での研修という貴重な体験を一度にさせていただきました。ハワイの温かい、ゆったりとした雰囲気の中でこのような経験ができたことを光栄に思い、自分が感じたこと得たことを生かして社会で活躍できるように成長したいと思います。
Aさん - 今回の海外インターンシップで、ホテル業や旅行会社の業務はもちろん、ホスピタリティについても学ぶことができました。ハワイならではの雰囲気や英語という環境で研修が受けられたのは貴重な経験になりました。研修以外にも、ホノルル・フェスティバルのボランティアを通して現地の人々と触れ合うことができ、現地の生活を体験できるのがこのプログラムの良さだと思いました。また、休日には自由な時間があったので、研修の他にも素敵な思い出が数多くできました。大学生の間にこのような貴重な経験が出来て本当に良かったと思います。
Bさん
実習先担当者の声
- She treats others with respect, kindness, and dignity. Also shows understanding and respect for the differences among individuals on the team and other departments.
Hope you had a great time here at Waikiki Beach Marriott. You will be Brilliant Host in the near future. I would be happy working with you. Keep it up and see you!
C氏( マリオットホテル担当者) - 午前中はアラモナステーションに来られるお客様のツアー内容、会場の設備案内と役割について説明を受けた後、説明会の見学、お客様に快適に過ごして頂けるよう、どのような工夫をしているか見て頂きました。真剣に話を聞いてくださり、とても良かったです。午後からは、お客様に差し上げる書類作りをして頂きました。今日の研修が役に立って頂けたら嬉しいです。研修が1日だけでしたので、あまり教えられませんでしたが、アラモナステーションの仕事の流れは分かって頂けたと思います。接客業はとても難しく、又やりがいのある仕事です。多くのお客様に満足して日本に帰って頂けるように努力しております。皆様の将来に「アラモナステーションの研修」が少しでもお役に立てれば嬉しく思います。
D氏(JTBオリオリステーション担当者)
- ※ 本内容は、観光文化学類の母体である国際文化学科観光コースのカリキュラムについて紹介しています。
観光文化学類での学びの参考にしてください。