インターンシップ2017年春 ~実務を通じた進路選択へのアプローチ~ 「国内インターンシップⅠ」「国内インターンシップⅡ」「国内インターンシップⅢ」
2017/05/16
2016年度春期のインターンシップは、「ホテル業実務」、「旅行業実務」、「ホスピタリティ実務」、「広告・出版業実務」の4つのカテゴリーで、実施されました。実習先としては「東京周辺のホテル」、「東京周辺の旅行会社」、「証券会社・ブライダル・役所・遠方のリゾートホテル」、「広告・出版会社」などにお引き受けいただき、様々な業種の職業体験が可能になりました。※
参加学生数は10名で、内訳は「ホテル業実務」2名、「ホスピタリティ実務」3名、「旅行業実務」3名、「広告・出版業実務」2名でした。ホテルは、京王プラザホテル、帝国ホテル、などにご協力いただき、旅行会社は、H.I.S.に加え、近畿日本ツーリストでの研修を行いました。また、「ホスピタリティ実務」は、富士屋ホテルレイクビューアネックス箱根ホテルなどのリゾートホテル、ブライダル関連企業などで実施することができました。広告・出版会社は、読売エージェンシーにご協力いただきました。
H.I.Sで担当職員と
箱根ホテルでの業務風景
学生たちは事前に「企業文化研究A(旧:旅行業概論)」、「企業文化研究B(旧:ホテル業概論)」、「ホスピタリティ概論」、「企業文化研究D(旧:広告・出版業概論)」を受講し、それぞれの業務の基礎を学び、希望者は面接による選考を経て、マナーセミナーや関連オリエンテーションを受けました。
ブライダルプロデュースで担当教員と
京王プラザホテル(新宿)で担当職員と
実習は2月中旬から3月下旬にかけてそれぞれの実習先で行われました。前年の夏休みに実習を経験している学生もおり、実習経験者から事前に体験談を聞く機会を作ったこともあって、挨拶を兼ねて巡回訪問したときも、夏より余裕が感じられました。巡回訪問時には、仕事にも慣れた様子が見られ、職場のスタッフともコミュニケーションを深めて、全員無事実習を終了しました。実習先の業種や職種により実習期間や時期の違いが生じましたが、仕事の厳しさや人間関係の大切さを、身をもって知ることができ、社会人として巣立つための貴重な体験となりました。それぞれが自信を持つことにつながったようです。
近畿日本ツーリストの担当職員と
帝国ホテルで接客研修
実習生の声
- はじめは、皆の前で失敗したらどうしょうと思いましたが、担当の方に1人1人指導して頂いたお蔭で、最後まで無事に終えることが出来ました。それ以外にも就職活動で気をつけること、面接のことなど貴重なお話も聞くことができました。今回体験し、学んだことを就職活動でも活かすつもりです。
Aさん (近畿日本ツーリストで実習) - 帝国ホテルの商業部宴会予約課でインターンシップをさせて頂きました。結婚式の打ち合わせやウェディングフェアでお客様を席に案内することが主な仕事でした。実際に働いてみて、ホテルでのマナー、おもてなしの心、英語力の大切さを実感しました。実習生でもお客様から見たら職員の一人だという話を伺って、行動に責任があることと社会人としての心構えを学ぶことができ、大変勉強になりました。
Bさん (帝国ホテルで実習) - 1人での参加で何も分からず不安と緊張でいっぱいでしたが、スタッフの皆さんが温かく迎えて下さり、素晴らしい環境の中で実習を終えることができました。パーティの華やかな雰囲気からは感じ取ることができない大変さは多くありましたが、その分お客様から笑顔で「ありがとう」と言っていただけた時はとても嬉しくやりがいを感じることができました。この貴重な体験で得たことを忘れず、自分の進路選択の一つとして考えようと思います。
Cさん (ブライダルプロデュースで実習)
実習先担当者の評価
- 意欲があり、非常に丁寧に業務に取り組んでいました。短い期間ではあったものの、安心して仕事を任せることが出来ました。仮に弊社に入社したとしても、十分活躍できる人材だと思います。実際携わる業務にもよりますが、社会人になる前にエクセルなどをある程度扱えるようになると、さらに業務の幅が広がるかと考えます。
D氏 (旅行会社の実習担当者) - 身だしなみ、挨拶は申し分なし、業務においては、気配り、目配りをしながら呈茶業務を行っていました。接客業で必要な俊敏さや、対応力を備えており、この業界には向いていると思います。経験をたくさん積んで下さい。期待しております。
E氏 (ホテルの実習担当者) - 笑顔でお客様、仲間をたくさん元気にしてくれました。その笑顔は常に心掛けてこれからも皆を元気に、笑顔にして下さい。仕事を覚える力があるので、それを強みにスピード感と確実性をもってこれからの社会生活に向けて頑張って下さい。お疲れさまでした。
F氏 (ブライダル関連会社の実習担当者)
- ※ 本内容は、観光文化学類の母体である国際文化学科観光コースのカリキュラムについて紹介しています。
観光文化学類での学びの参考にしてください。