教職課程学生交流会（日本文化専攻）を開きました
2021/11/26
本学の日本文化専攻と英語コミュニケーション専攻の教育職員養成課程では、中学および高等学校の教員免許が取得できます。4年間にわたって、教職志望の学生たちは共通で履修する科目が多く、とても親しい人間関係ができます。ところが、先輩や後輩とのつながりを持つ機会はあまり多いとは言えません。しかし、先輩の経験を後輩たちに伝えることはとても意味があります。特に、教育実習に関する経験談は3年生にとっては不安を拭い、前向きに実習に取り組むための示唆を含んでいます。
そこで、4年生と3年生が交流し、4年生の話を聞く機会を設けました。3年生が司会進行をし、有意義な交流会となりました。以下、日本文化専攻3年生の感想です。
（文責：英語コミュニケーション専攻 中野 達也）
- （Kさん）
右も左も分からない状態で作成していた自分の指導案と、実際に実習に行かれた先輩方の指導案とを見てみると、気づくことがたくさんありました。先輩から「紙に落とし込んでも実際の動きと異なることがほとんどだよ」とアドバイスをいただき、これも経験をたくさん積むことで身についていくものなのだと安心することができました。そして何より先輩方が行かれた実習の楽しさがすごく伝わってきました。今は心配なことばかりで「教育実習に行きたくない」という気持ちが少なからずありましたが、精一杯実習を頑張ろうと思えました。貴重なお話をしていただきありがとうございました。 - （Nさん）
教育実習に対して不安を感じていましたが、教育実習に行った先輩の実際の話を聞けて不安も解消し勇気も貰えました。個別でお話を聞いていただいた際に、私の心配そうな様子を見て、実際に授業で使った指導案をくださり、教員採用試験に向けての勉強のアドバイスもいただけました。皆さん親身に話を聞いてくださり、勉強のモチベーションがあがりました。来年の教育実習と教員採用試験に向けてさらに頑張ります。 - （Mさん）
交流会のおかげでこれまで不安でしかなかった教育実習が、頑張ろうと前向きな気持ちになれました。指導案の書き方や授業を行う際のアドバイス、教員採用試験など、実際に経験された先輩たちの話は本当に身になる話ばかりでした。非常に貴重な交流をでき本当に良かったですし、教育実習についても具体的に考えられるようになりました。来年度は、先輩方のように私たちが後輩たちにアドバイスをし、安心させられる存在になりたいなと思いました。
