「教職OG講演会」レポート
2024/08/09
去る8月6日(火)、本学を卒業して現職教員として活躍されているお2人の先輩をお招きして、講演会を開きました。昨年度に続き2回目の開催となります。教職課程で学んでいる1年生から4年生までの学生が大勢参加しました。
講師を引き受けてくださったのは、神奈川県の私立高校で国語を教えている古屋晶先生と、厚木市の公立中学で英語を教えている水谷真優先生でした。
お2人とも、教室に入ってくるときにはすっかり先生の顔でした。人前で話すことには慣れたというお2人、余裕の表情で笑いも誘いながら楽しくお話しくださいました。毎日が「楽しいとしんどいのハーフ&ハーフ」だという言葉から、教職がやりがいと同時に責任のある仕事であることが伝わってきました。
現職の教員であり、直接の先輩からのお話は、参加者にとっても大変貴重な学びの場になったようです。
以下、参加者の感想を紹介します。
- 中学校・高校、私立・公立のそれぞれの違いについて詳しく知ることができました。教育実習を終えた上で、改めて実際に現場で働いている先輩方のお話を聞くことができて、とても貴重な経験になりました。
- 現場の先生の話は貴重で、非常にためになりました。特に、昨今ネットなどでは教員はブラックだと言われることが多いため、先生方から仕事のやりがいや楽しい部分を教えていただけてとても安心しました。すごく周りを見てにこやかに話されていたので、教員として勤務されている際もこのように生徒に接しているのかなと、立ち姿も参考になりました。本日はありがとうございました。
- 実際の教育現場にいらっしゃる方のリアルな声を聞けて、教員として働く際のイメージをもつことができました。教員になったことのメリットだけでなく、デメリットもしっかりと伝えてくださり、どちらも知ることにより教員という職業の魅力をさらに感じることができました。
- お話を聞いて教員という職業がどういうものなのか詳しく知ることができました。教員になってからもなるまでの課程もとても大変だと思いましたが大変だからこそのやりがいがあることを知りました。この話を生かしてこれから頑張りたいです。
- 教員とはどのような仕事なのか教科書や先生を通して知ってはいましたが、本日のOG講演会を通して現在も教育の現場で働いていらっしゃる先輩の話を聞くことでより具体的な教員像を知ることができました。これまで公立中・高等学校の採用試験の対策しかとっていなかったのですが、私立の採用試験の流れや教員のスケジュール、やりがいなどを伺えたので教員を目指すモチベーションがかなり上がりました。
- 現場で働いている先生方のお話を聞けてよかったと思いました。「生徒の笑顔が先生のパワーになる」という気持ちは教育実習を経験したばかりなのでよくわかります。生徒のためにがんばりたいと思うのは本当の先生だなと思いました。
文責:中野 達也