1言語力を磨き、
社会性を身につける

歴史の分野でも文学の分野でも、学修や研究を進めていくには、多くの「ことば」に触れて、そこに込められた「思い」を読み解く力が重要になります。
1000年前の文献の中でさえ「わかるなあ」という親しみを見出すことは珍しくありません。日本文化専攻のカリキュラムは、知識を吸収するだけでなく、「思い」を正しく受け止める言語力を磨きながら「大人」として身につけるべき社会性を育んでいきます。

2広範な教養と
コミュニケーション力を
身につける

社会人としての教養をしっかり身につけるため、基本科目として、日本文化全般を学ぶ「日本の文化と歴史」、コミュニケーション力をアップさせる「日本語表現」をおいています。
さらに、<言語の分野>の古典文学・近現代文学・日本語学など、<歴史の分野>の日本史・歴史地理学・歴史考古学などの主幹科目を学びながら基礎的な学問を十分に身につけていきます。

3日本文化ゼミで
専門力と実践力を身につける

3年次からは日本文化ゼミに所属して、自分が興味をもったテーマについて深く探究していきます。
文化・歴史・文学・言語など関心のある分野を極めながら、資料や情報の扱い方を学び、自分の考えを発表することを通してプレゼンテーションの力を高めるなど、社会人として役立つ実践的な力を身につけることができます。ときには学びの場を学外に広げて、文学散歩や史跡探訪に出かけることもあります。

取得できる免許・資格

  1. ※1 卒業と同時に取得可能な免許・資格
  2. ※2 卒業と同時に任用されるための要件を満たすが、公務員や民間企業で採用されたあとに特定の業務に任用されることが必要な資格

キャリアアップ

あなたは将来どのような職業に就きたいと思っていますか? 社会に出るための第一歩は基礎的な教養を身につけ、コミュニケーションツールとしての日本語を使いこなせることではないでしょうか。
「日本語表現」の授業で、言葉のマナーや“伝わる日本語”を学ぶことが、日本語検定や漢字検定を取得する近道にもなるでしょう。

教科と関連の深い資格

日本語検定/漢字検定/ビジネス文書検定/秘書検定/P検(ICTプロフィシエンシー検定試験)/MOS検定(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)/世界遺産検定

卒業後の進路

一般企業(企画、営業、人事、総務など)/企画、営業、販売/出版、編集業務/公務員/福祉・教育サービス/国語教員/学芸員 など

  • 日本文化専攻 松村 良
    日本文化専攻
    松村 良

大学でのさまざまな学問との出会いは、時に人生観も大きく変えてくれます

大学で近代文学を学び、研究者の道を進むことになった私ですが、みなさんにも書物を通して人生が変わるほどの経験をしてもらいたいと思います。夏目漱石は英国留学中に、借り物の知識でない自分の「文学」について考え続け、それを「自己本位」と呼びました。私たちも自分の力でさまざまなことを考え、生きていかなければなりません。
小説は時代を映す鏡。近現代の文学からは現代の社会に通じるさまざまなテーマが浮かび上がってきます。作家たちがそれぞれ生きた時代とどのように対峙してきたか。小説を味わい、読み解きながら、来るべき未来の私たちの生き方を考えてほしいと思います。