授業紹介「保育内容(健康)」
2025/06/09
本学の授業「保育内容(健康)」では、子どもの心身の健康を支える保育者としての役割や、実際の指導方法について具体的に学びを深めています。幼児期における発育・発達や運動機能、生活習慣の形成に関する知識を基礎としながら、子どもたちが健康で安全な生活を自ら築いていけるよう導くための指導力を養うことを目指しています。
授業では、保育所保育指針における5領域のひとつ「健康」のねらいと内容を理解し、それをどのように保育現場で実践していくかを考察します。特に、運動や遊びを通して子どもたちが楽しみながら身体を動かし、協調性やリズム感を育む活動として、「パラバルーン」の実技にも取り組みました。
カラフルな大きな布を使って行うパラバルーンでは、波やロケット、メリーゴーランドなど、さまざまな技を表現しました。音楽に合わせて動くことで、自然とリズム感や運動能力が養われ、何より子どもたちが「楽しい!」と感じられる環境づくりの大切さを、学生自身が体験を通して実感しました。
授業の最後には、2クラスがそれぞれ音楽を選び、自分たちで演技を構成して発表しました。笑顔あふれる中で、お互いの表現を見合いながら多くの学びを得ることができました。
実践的な体験を通して、子どもたちの健やかな育ちを支える保育の魅力と責任を、学生一人ひとりが深く感じ取る時間となりました。