「保育実習」(福祉講演会開催)
2013/12/18
保育科の1年生は2月5日(水)から3月下旬にかけて2週間の「施設実習」が予定されています。この「施設実習」を前に、「保育実習」の授業の中で福祉講演会が開催されました。今年度は、コラボいなぎ いなぎこども発達支援センター所長、奥秋 征人先生をお招きし、現場の状況、実習の心構えなど具体的なお話をいただきました。施設実習を控えた学生たちにとってとても有意義なお話で、真剣な態度で講演会に参加していました。奥秋先生には、毎日のお忙しい業務の中、時間を割いていただき心より感謝申し上げます。
日時 : | 12月5日(木) 「福祉講演会」 |
講師 : | コラボいなぎ いなぎこども発達支援センター 所長 奥秋 征人 先生 コラボいなぎ いなぎこども発達支援センター(児童福祉施設) 〒206-0822 東京都稲城市坂浜1029-1 電話042-313-5001 |
テーマ : | 「児童福祉施設の現状と保育実習の学生に望むこと」 |
学生の感想
- 今回の奥秋征人先生の講演を通し、障害者の方との壁を無くすということを多く学ばせていただきました。そして、具体的な環境作り、声掛けの工夫を知ることができました。学んだことを活かして、これからの実習に役立て、繋げられるようにしていきたいと思いました。お忙しい中、講演をしていただきありがとうございました。 (美の組 内田 知美)
- 奥秋先生の「心に添った支援で安心と満足を」という言葉を伺い、いなぎこども発達支援センターでは、利用する子どものことを理解し、一番に考えているということを感じました。また、児童の福祉施設では、ただ働くだけではなく、子どもの親への支援もすることから、保護者支援についてもさらに学んでいけたらと思いました。今までの実習以上に力を入れて、子どもたちと多く関わっていける実習になるように、今回の講演を頭に入れて施設実習を行いたいと思いました。 (善の組 内田 瑞紀)
- 今回の講演では、自閉症の子どもに対する接し方のポイントや、現場に出たときに役に立つようなことが多く、とても勉強になりました。障害を持つ子どもがいる保護者はとても多くの苦労をされているということを伺い、もし、そのような人に出会ったときに、望まれる支援ができるように、今からしっかり勉強していこうと思いました。ご講演ありがとうございました。 (真の組 君野 奈月)
- 奥秋征人先生の講演は、多くのご経験からのお話で、そのお話の内容がとても具体的で、とても分かりやすいものでした。言葉だけでは理解することが難しい子どものために、「視覚的学習思考」という方法で、構造を考えることで、子どもたちを強制的にコントロールすることなく、自立して生活できる手だてや環境を作るということ、視覚的に伝えるということを伺って、とても参考になることばかりでした。保護者と子どもの両方を理解して、信頼されるような保育者になりたいと思いました。 (聖の組 鈴木 彩子)