国内インターンシップ2017年度春 ~実務を通して進路選択へアプローチ!~
2018/05/21
2017年度春季のインターンシップは、「ホテル業実務」「旅行業実務」「ホスピタリティ実務」の3つのカテゴリーで実施しました。主に観光ホスピタリティ産業の様々な企業にお願いして、職業体験の実習を行いました。※
学生たちは、希望する実習に向けてそれぞれ「ホテル業」「旅行業」「ホスピタリティ」「広告・出版業」に関する講義を事前に履修し、業務の基礎を学びました。その後、面接による選考を経て、マナーセミナーで社会人としての基本を身につけました。最終段階のオリエンテーションでは、先輩たちの体験やアドバイスを参考にして、できる限りの準備を整えました。
今回のインターンシップに参加した学生は4名です。「ホテル業実務」の1名はホテルモリノ新百合ヶ丘に、「ホスピタリティ実務」の2名はブライダル・プロデュースに、「旅行業実務」の1名はH.I.S.エコツアーデスクにご協力いただきました。
期間はそれぞれ異なりますが、2月上旬から3月下旬にかけての実習となりました。担当教員が各実習先を訪問し、企業の担当者にも加わっていただいて実習生との面談を行い、実習の状況を確認したり相談を受けたりしてサポートしました。実習生は「勤務」にも慣れた様子で、職場のスタッフともコミュニケーションを深めていました。明るい笑顔には余裕すら感じられました。
インターンシップでは、業務体験を通して、仕事のやりがいや苦労、コミュニケーションや人間関係の重要性を、身をもって知ることができます。インターンシップ終了後、実習先の先輩方に就職活動の相談に乗って頂いている学生もおり、進路選択の上で非常に重要な体験となっています。楽しく有意義な経験が皆さんを待っています。
実習生の声
- 以前より興味を抱いていたホテルで実習を行うことで、「働く」ということについて理解を飛躍的に高めることができました。スタッフのひとりとしてお客様にサービスを提供しながら、やりがいや喜び、そして仕事の厳しさを体験することができました。今回の実習を通して学んだことを、これからの就職活動に活かしていこうと思います。
(ホテルモリノ新百合ヶ丘にて実習 Aさん) - 外国籍の私は、日本の企業で実習を行うことに不安を感じていましたが、思い切って実習に参加して本当に良かったと思います。職場で頻繁に使われる敬語はもちろん、旅行業界の専門用語にふれて、授業では得られない体験をすることができました。社員の方に親切に指導していただきました。慣れるにしたがって、社員の方と積極的にコミュニケーションをとり、自ら進んで業務を引き受けるようにしたところ、褒めていただいたことで自信がもてるようになりました。20日間の勤務が短いと感じるほど、充実した実習でした。
(H.I.S.エコツアーデスクにて実習 Nさん) - 実習に参加して、一生に一度の結婚式披露宴を成功させるために多くのスタッフが関わっていることに驚くと同時に、スタッフひとりひとりの丁寧な接客と、チームワークの大切さがよく理解できました。またナイフ・フォークの手順やグラスの配置などテーブルマナーも教わり、プライベートでも大いに役立つ知識を得ることもできました。仕事なので大変なこともありましたが、お客様の思い出に残るような仕事をしてみたいという気持ちが益々大きくなりました。
(ブライダル・プロデュースにて実習 Sさん)
実習先担当者の評価
- 依頼した業務を確実に実行することができており、お客様への接客も丁寧に行っていました。初めての実務で緊張と不安があったかと思いますが、徐々に笑顔で接客ができるようになりました。積極的にコミュニケーションをとることを忘れずに、今後も頑張ってほしいです。
(ホテルの実習担当者) - 実習期間中、業務に前向きに取り組む姿勢が印象的でした。当初、緊張していたこともあり、声が小さかったのですが、徐々に自ら進んで業務を受けるようになり、スタッフともコミュニケーションを積極的にとるようになりました。お客様と接客する機会もあり、短いながらも良い経験になったと思います。
(旅行会社の実習担当者) - 披露宴でのお客様との会話やサービスで一生懸命に取り組んでおり、明るく前向きな姿勢が感じられました。次にお客様が考える一歩先をよんだ行動を考え、徐々に成長しているようでした。少し緊張していたせいか遠慮も見えたので、わからないことは社員とコミュニケーションをとっていくと、さらに良くなると思います。これからもいろんなことに挑戦して頑張ってください。
(ブライダルの実習担当者)
- ※ 本内容は、観光文化学類の母体である国際文化学科観光コースのカリキュラムについて紹介しています。
観光文化学類での学びの参考にしてください。