ハワイでの「海外インターンシップ」全行程報告(2017年度春) ~実務を通して進路選択へアプローチ~

2017年度で7回目を迎えたハワイ(ホノルル)でのインターンシップ実習について報告します。今回の実習は、3月5日から16日までの12日間に観光産業関連の様々な施設で行われ、2年生3名と3年生3名の合計6名が参加しました。実習を希望する学生は、まず、「企業文化研究A」、「企業文化研究B」、「ホスピタリティ概論」を履修します。その後、面接による選考を経て、マナーセミナーで社会人としての基本を身につけ、さらにオリエンテーションでは、先輩たちの体験談を参考にして、実習前の準備を行いました。特にワイキキビーチ・マリオットホテルの研修については、品川の東京マリオットホテルで事前研修を行い、日本と海外のホテルではホスピタリティがどのように違うのかを具体的に学びました。※

  • ワイキキビーチ
    ワイキキビーチ
  • 東京マリオットホテルでの事前研修と
    東京マリオットホテルでの事前研修

ハワイでは、最初にワイキキビーチに面したデラックスホテル、ワイキキビーチ・マリオットで研修を行いました。アジアンサービスデスク(日本語専用フロント)、ハウスキーピング(客室の清掃やベッドメイキングなど)、フロント業務(チェックイン・アウトなどのご案内)、ヴァレーサービスなどを経験し、3日間の研修を終えました。日本の丁寧なおもてなしとは一味違う、フレンドリーな接客サービスを体験できました。

  • ホテル研修でお世話になった現地スタッフと
    ホテル研修でお世話になった現地スタッフと
  • 参加学生と教員との楽しい夕食時間
    参加学生と教員との楽しい夕食時間

その後の3日間は、「ホノルル・フェスティバル(Honolulu Festival)」という日米交流イベントのお手伝いをしました。これは、日本各地のお祭り、文化・芸能、武道・スポーツなどを通して、日本とハワイの交流を更に深めるイベントです。学生たちは、会場で日本の伝統的な遊びを現地の子供に紹介したり、来賓を案内したりしました。最終日には、カラカウア大通りで行われた約2 時間のパレードに参加し、踊りながら行進しました。パレード終了後、ワイキキビーチ沖で「長岡花火」が打ち上げられ、間近で見た学生たちからは歓声が上がりました。

  • パレードで踊りながら行進する学生たち
    パレードで踊りながら行進する学生たち
  • ワイキキビーチ沖で打ち上がる「長岡花火」
    ワイキキビーチ沖で打ち上がる「長岡花火」

最後に「JTBオリオリステーション」で、カスタマーサービスの基本を学び、ハワイ到着時にお客様にお渡しする資料の仕分けや袋詰めの作業をしました。資料はその種類が多種多様であるため、慎重に作業を進めました。午後には、この研修のしめくくりとして、研修全体の反省会をJTBハワイ支店で行いました。JTBの担当職員からは、プロとしての視点でアドバイスを頂き、学生たちもそれぞれ意見・感想などを述べて全日程を終了しました。

  • JTBオリオリステーションでの研修
    JTBオリオリステーションでの研修
  • JTBハワイ支店で記念撮影
    JTBハワイ支店で記念撮影

実習生の声

実習先担当者の評価

  1. ※ 本レポートは、観光文化学類の母体である国際文化学科観光文化コースのカリキュラムについて紹介しています。観光文化学類での学びの参考にしてください。

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