第42回学生設計優秀作品展(レモン展)に出展しました
2019/06/12
2019年3月卒業 栗原絵央奈さん(ミサワホーム株式会社 勤務)
2019年5月18日(土)~21日(火)に開催された「第42回学生設計優秀作品展 -建築・都市・環境-(レモン展※1)」に、今年3月に卒業した栗原絵央奈さんが、本学の代表として卒業制作「川辺にさそう間」を出展しました。
4月から社会人としての新しい一歩を踏み出した栗原さんに、卒業制作のこと、レモン展のこと、そして仕事のことなどについてインタビューしました。※2
卒業制作「川辺にさそう間」はどんなコンセプトですか?
栗原:静岡県三島市の町の中心部を通る源兵衛川は、透き通るような水の美しさに対して、閉鎖的な建物が並んでいること問題となっていました。そこで、人と建物と街、そして途切れていた川の流れを「間(ま)」の空間で心地良く繋げ、人が集うきっかけを提案しました。
レモン展への出展をとおして感じたことは?
栗原:審査員の方に直接プレゼンテーションを行い、丁寧にご講評をいただけた事がとても勉強になりました。また、他大学の作品を見ることで良い刺激を受けることができました。
卒業制作を振り返って、楽しかったことや苦労したこと、頑張ったことは?
栗原:敷地や制作テーマを自分で探すところから始まるので、卒業制作の自分の中でのゴールを決めるのが難しかったです。正解がない為、コンセプトやプランを書き始める時はとても苦労をしたのを覚えています。しかし、大学4年間の集大成として、これまでの学びや想いが作品に反映されてきた際にやっと楽しさを実感しました。友達や先生方に支えられ、最後まで妥協せずにやり切れた事で、たくさんの学びを得ることができたと思います。
社会人になって約2か月、仕事はどうですか?
栗原:新しいことばかりで大変に思うこともありますが、同期や先輩社員に支えられながらとても充実した日々を送っています。これから本格的に仕事が始まっていくので、精一杯頑張りたいと思います。
最後に、後輩へのメッセージをお願いします。
栗原:大学4年間はとても恵まれている貴重な時間だと思います。今しかできないことを思う存分楽しんで、たくさんのことを吸収してください。そして卒業制作の経験が、今後の人生の糧になると思います。最後まで全力で頑張ってください!
- ※1 「レモン展」は、1978年からレモン画翠が主催する、大学・専門学校建築科の卒業設計から優秀作品を展示する卒業設計作品展です。
- ※2 本内容は、住空間デザイン学類の前身である住空間デザイン学科の卒業生について紹介しています。
6月29日(土)オープンキャンパス体験授業のお知らせ
6月29日(土)の第3回オープンキャンパス体験授業は「あなたにも作れる、インテリア模型」です。コンピューター全盛の今の時代でも大切な表現方法のひとつとして模型制作があります。模型は実際の大きさを1/100や1/50などの大きさに縮小し、自分の設計したデザインを確認したり、クライアントにプレゼンしたりするために使います。この体験授業では簡単に作れるインテリアの模型を制作します。皆さんのお越しをお待ちしています!