2021年度 入賞作品
佳作
小出 智絵「学校ぐらし ー廃校舎の活用ー」
担当教員:三宅 貴之
少子化により年々廃校になる学校施設は増加している。廃校舎に住む・集まる・泊まるの機能を持たせ、再び地域住民が活用できる空間を計画する。子どもたちがつないできた施設を活用することでどこか懐かしく落ち着ける居場所を提案する。
学生による作品紹介
担当教員講評
廃校舎を住居としてリノベーションする提案により、小学校の廃校が増加している問題と、地方移住の需要が増加している、という全く異なる2つの社会的背景を同時に解決に導く計画である。小学校は基本的に同じような平面計画となっている点や、小学校における空間利用の柔軟性に着目し、他の廃校舎でも援用可能なモデルプランとして提案した点は評価に値する。
(評/三宅 貴之)