幼稚園の現場で働く卒業生(2016年度卒業・清水先生)

清水日菜(平成28年度卒業)
長友学園橋本幼稚園

卒業してからあっという間に月日は流れ、次の春には3年目になります。こんなにも充実した毎日が過ごせているのは、大学で様々な経験をし、学んできたことを活かせているからだと思います。

私は日々の保育の中で、“子どもの目線に立つこと”を心掛けています。子どもが発見したことを一緒になって喜んだり、子どもが考えた遊びを全力で楽しんだり、そして子どもの些細な疑問を一緒に考えてみたり…。常に喜怒哀楽を共有し、同じ気持ちになって考えることで、「このようにしてみたら子どもたちは楽しんでくれるかな?興味を持ってくれるかな?」と様々な方法が浮かんできます。また、運動会や発表会などの練習でも、保育者として「この程度まで練習したい…」という気持ちもありますが、子どもの姿に合わせて保育内容を変えたり、子どもが「楽しいからやりたい‼」と思えるような声掛けや工夫をしたりして、主体性を尊重できるように心掛けています。そしてその保育が子どもたちの笑顔や成長に繋がった時は本当に幸せで、この仕事のやりがいを感じます。

まだまだ経験も浅く、失敗したり後悔したりすることもよくあります。しかし、その失敗も経験として受け止め、次に活かす糧にしていきたいと思っています。今後も大学で学んできたことやこれまでの経験、そして先輩方の保育から引き出しを増やし、自分の保育を確立していきたいです。

  • 勤務先の橋本幼稚園前で微笑む清水先生
    勤務先の橋本幼稚園前で微笑む清水先生

卒業生の今 :新着投稿