卒業制作前期発表会が行われました
2019/07/25
今年度の住空間デザイン学科（現・住空間デザイン学類）卒業制作前期発表会を、7月13日（土）に行いました。4年生がスタジオ（ゼミ）で取り組んできた卒業研究（卒業制作）の途中経過を、先生方の前で発表する初めての場となりました。
発表会開始前の注意事項説明。教室に緊張感が漂います。
これまでの研究成果をまとめて発表します。
制限時間内で内容が伝わるような表現を工夫します。
卒業制作では、所属するスタジオの担当教員の指導を受けながら、時間をかけてエスキース（コンセプトや概念図等を簡易にまとめ、検討する際の資料）を作成します。このエスキースをもとに、前期発表会ではパワーポイントを使って、卒業研究のテーマやそれに関するリサーチ、スタディ、作品イメージをまとめて、他の先生やクラスメートに向けてプレゼンテーションをします。作品は「建築デザイン」「インテリアデザイン」「プロダクトデザイン」「家具デザイン」「陶芸デザイン」など、これまでの住空間デザインの学びの集大成となります。
約4時間に渡る発表会のなかで、先生方からはテーマ決めの過程やリサーチの程度、作品の制作行程について質問がありました。それぞれの学生が夏休み中に制作を進めるうえで、今以上の完成度を求めて、取り組む課題がはっきりしてきました。
一人ひとりの学生に教員からのアドバイスがあります。
クラスメートの発表を聞くことも大いに参考になります。
また、発表会の終了後には、卒業制作作品集2019の表紙デザイン・コンペティションも催されました。各スタジオから選抜されたデザインのなかから、学生投票の結果、橘田スタジオの大場美緒さんの提案に決まりました。メインビジュアルは今後、来年開催する卒業制作展に向けて、告知ポスターや告知ハガキのデザインにも生かされ、卒業制作展を盛り上げていきます！
卒業制作作品集の表紙デザイン案を見ながら投票しています。
橘田スタジオ 大場美緒さんの表紙デザインが選ばれました！
ほかにも魅力的な表紙デザインが数多く提出されました。
8月3日（土）オープンキャンパス体験授業「住空間デザインツアー」のお知らせ
8月3日（土）に行われるオープンキャンパス住空間デザイン学類の体験授業では、「優れた作品から学ぶ、住空間デザインツアー」として、住生活館で通常の実習系授業の優秀作品展示を行います。1年生から3年生までの実習授業課題や作品の解説などを聞きながら、ガイド役の3年生と一緒に館内を巡ります。特別ゲストで登場する卒業生達からは、卒業後の仕事の話も聞くことができます。当学類の特徴である、建築・インテリア・ものづくりを幅広く学ぶ作品群を体感する機会に、ぜひご参加ください！
オープンキャンパス体験授業「住空間デザインツアー」のお知らせ！
