『 主張する「みせ」学生デザインコンペ 』 住空間デザイン学科3年生3名が受賞!!
2019/03/29
公益社団法人 商業施設団体技術団体連合会が主催する『 主張する「みせ」学生デザインコンペ 』。これからの新しい「みせ」を提案するという学生向けデザインコンペティションです。
毎年、3年生後期の授業「空間演出B」で取り組んでいます。今年は総勢41名が応募しました。「温故知新」をテーマに、各学生が頭を悩ませ考え抜いて、様々なデザインを提案しました。授業内でも講評会を行い、お互いのアイデアやデザインに刺激を受けました。
第16回となる同コンペで合計58受賞作品中、本校から3作品が受賞しました!
大場美緒さんの作品「ゆらぎ、めぐる ーあなたは今日、茶葉になるー」、具志風花さんの作品「ママを見守る小さなドーム ―子供を守るためにママを守るー」、篠原麻友さんの作品「幸福感を生み出す場5SENSES」です。
去る1月25日(金)〜27日(日)、東京都港区芝にある建築会館1Fギャラリーにて、作品展が開催されました。初日25日(金)には、授賞式と懇親会が催されました。※
では、受賞した3名のコメントを紹介します。
大場美緒さん
- 私は「急須でお茶をいれる」という、失われつつある行為を作品のテーマにしました。茶葉の加工過程やお茶を連想させる外観や遊具、しかけを考えることが楽しく、夢を膨らませながら取り組んでいました。この課題を終えて、「体験」を提案することの大切さを学びました。
今回、奨励賞を頂き、驚きと嬉しさでいっぱいです。しかし、この賞は決して自分一人だけの成果ではありません。ご指導いただいた先生方、相談に乗ってくれた友人たちに感謝し、今後の制作に活かしていきたいと思います。
具志風花さん
- 私が考えた作品は、現代のママたちがもっと安心して子育てできるような場所です。今の子育ては核家族化の影響で孤の子育てを強いられているママがたくさんいます。
そこで、ママが精神的に疲れてしまった時や孤独を感じた時、夜泣きがやまずに困ってしまった時に頼ってほしい施設をデザインしました。
授賞式の講評では「あるようでない施設、そして今すぐにでも出来てほしい」というコメントを頂き、大変うれしく思いました。
篠原麻友さん
- 私は温故知新から、過去現在の生産技術の違いを考えました。現代は機械技術の発展で便利な世の中である一方、ストレス社会などの問題点もあります。そこで昔を見習い、手作業から生まれる幸せを体感できる店を考え、五感を使う施設を提案しました。
テーマ決めに悩みましたが、先生方からのご指導のもと作品を完成させる事が出来ました。授賞式では色々な方からアドバイスをいただき、課題や改善点を知ることが出来ました。また、受賞された方の作品を拝見し、大変勉強になりました。
- ※ 本内容は、住空間デザイン学類の前身である住空間デザイン学科のカリキュラムについて紹介しています。
住空間デザイン学類での学びの参考にしてください。