『 主張する「みせ」学生デザインコンペ 』 住空間デザイン学科3年生3名が受賞!!
2020/02/26
公益社団法人 商業施設団体技術団体連合会が主催する『主張する「みせ」学生デザインコンペ 』。これからの新しい「みせ」を提案するという学生向けデザインコンペティションです。
毎年、3年生後期の授業「空間演出B」で取り組んでいます。今年は総勢24名が応募しました。「DIVERSITY」をテーマに、各学生が頭を悩ませ考え抜いて、様々なデザインを提案しました。授業内でも講評会を行い、お互いのアイデアやデザインに刺激を受けました。
第17回となる同コンペでは合計414作品の応募があり、49受賞作品中、本校から3作品が受賞しました!
岩谷美咲さんの作品「Close to the grave… ~アートなお墓ミュージアム~」が入賞、清野朱莉さんの作品「EPOCH宿場町」と竹島詩織さんの作品「てがき」が奨励賞を受賞しました。
去る1月24日(金)〜27日(月)、東京都港区芝にある建築会館1Fギャラリーにて、作品展が開催されました。初日24日(金)には、授賞式と懇親会が催されました。※
では、受賞した3名のコメントを紹介します。
岩谷美咲さん
- 私は「暗い・怖い」といった現在のお墓のマイナスな印象を取り払い、いつでも気軽にお墓参りに行けるような施設が存在したら、より身近に感じ、人々が集うきっかけになるのではないかと思い、この「お墓ミュージアム」を考えました。
プランがまとまらず苦労したこともありましたが、最後まで作品に向き合い、努力しました。その結果「入賞」という評価を頂けて本当に嬉しく思います。この経験を今後にも活かしていきたいです。
清野朱莉さん
- 私は今回のコンペのテーマである「DIVERSITY」から、日本文化に対して世界中から注目が集まる中で、日本人の関心の低さや自国の文化でありながら知識不足である状況をテーマに取り上げました。この現状を改善するために、体験を通して日本文化を学べる空間を考案しました。
先生方と何度も相談し、試行錯誤しながら仕上げた作品で奨励賞を受賞することができ、非常に嬉しく思います。授賞式では審査員の方から講評をいただき、次の作品制作への意欲に繋がりました。
竹島詩織さん
- 私は、気軽に手書きの良さを楽しめる空間を提案しました。手書きは、その人の個性や感情が現れるもので温かみがあります。デジタル化により、手書きの機会は減少しています。しかし、ある調査によると手書きの習慣は今後も大切にすべきであると調査結果が出ていることから、このような提案にしました。
授賞式では、審査員の方々からアドバイスを頂き、貴重な経験をさせて頂きました。この経験を就職活動や卒業制作に活かしたいと思います。
- ※ 本内容は、住空間デザイン学類の前身である住空間デザイン学科のカリキュラムについて紹介しています。
住空間デザイン学類での学びの参考にしてください。