7月22日(土)オープンキャンパス 日本文化専攻「体験授業」案内

人間文化学類 日本文化専攻では、文学や歴史学、言語学や民俗学など多様な視点から「日本文化」をトータルに捉える広い学びを特徴としています。今回のオープンキャンパスでは、「文学」と「歴史学」のふたつの角度から「日本文化」を学ぶ楽しさを体験していただきます。

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木内 英実先生:「猿蟹合戦」異聞 -「蟹」の身分・職業を探ってみよう!-

私たちの祖先が長い時間をかけて語り継いできた物語である日本昔話は、現代においてさまざまなメディアで表現されるようになると、そのメッセージが変容します。今回は「猿蟹合戦」を取り上げ、絵と文章が織りなすハーモニーの中に「蟹」の身分や職業を探り、その表現の意図や目的を考えます。そこには皆さんがご存じの今までの「猿蟹合戦」とは異なる物語が現れてくるでしょう。

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下川 雅弘先生:江戸時代における京都の夏のお楽しみ

日本文化の受容と変容を一緒に体験しましょう。川の流れで涼をとりながら、美味しい料理をいただく「鴨川の川床」は、京都の夏の風物詩として有名です。江戸時代の京都の庶民たちも、街中を流れる鴨川の中洲で、蒸し暑い夏を涼しく乗り切るためのイベントを、毎年行っていました。江戸時代の京都のガイドブックである『都名所図会』を通して、真夏の河原で楽しく過ごす庶民の姿に迫りましょう。

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次回以降の体験授業のタイトルもご紹介します。ぜひ興味のある回に、何度でもご参加ください。

  1. 8月5日(土)
    • 江戸時代の京都でなぜオランダ人が描かれた?
    • アニメから読み解く日本文化
  2. 8月19日(土)
    • 物語に登場する鹿の毛色は「九色」か? 「五色」か? 「金色」か?
    • 「鹿の鳴き声」をめぐる恋のゆくえ ―1,000年前の日本人の感受性―
  3. 9月2日(土)
    • おむすびはむすばない ―日本語の伝統的な「結びつき」―
    • 彼岸は“ひがん”とも言えない? ―言葉の多様性を受容する日本文化―

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