和菓子処「金精軒」に卒業研究の成果を報告しました
2026/05/19
2026年3月に卒業した髙橋香帆さんは、卒業研究において、山梨県北杜市台ケ原にある和菓子処「金精軒」の既存店舗を生かし、物販にとどまらず、地域と人をつなぎ、滞在を生み出す拠点として再構築する計画を提案しました。宿場町として栄えた台ケ原宿の旅籠から和菓子店へと紡がれてきた歴史ある建物の価値を継承し、金精軒の新たな魅力を掘り起こした提案となり、学内では優秀賞を受賞しました。
本テーマに取り組むにあたり、実際の店舗を訪れ、お話を伺ったり、建物の実測をさせていただいたりしながら計画を進めてきました。そこで、ご協力いただいた「金精軒」の皆さまに最終的な卒業研究の成果をご報告してきました。成果報告会の様子について、髙橋さんの感想とともにご紹介します。

台ケ原金精軒の店舗2階にあるギャラリースペースで報告会を行いました
制作した模型を持参し、提案内容を詳しくご説明しました
金精軒の製造マネージャーの方をはじめ、製造スタッフ主任の方、販売スタッフの方、そして社長の奥様にもお集まりいただき、模型を使って提案の説明を行いました。皆さまから直接ご意見を伺えたことは大変貴重な経験となりました。
昨年の新工場計画時に社員の方々が思い描いていた理想と、今回の提案内容には重なる部分があったそうで、「学生ならではの自由な発想で、歴史ある建物や地形、自然の要素を絡めている点が魅力的で、夢が溢れ、価値を再発見することができた」と温かいお言葉をいただきました。自分の想いが伝わったことを実感し、評価していただけたことは大きな自信につながりました。
昨年5月から店舗の方々にご協力いただきながら取り組み、台ヶ原の歴史、金精軒の和菓子や建物について調査を重ねてきました。悩むことも多くありましたが、最終的に卒業研究としての成果をお見せすることができ、達成感を得ることができました。
今回の経験を通して、提案を形にすることの難しさと、想いが伝わる喜びを実感しました。今後は建築に携わる社会人として、人との関わりを大切にしながら歩んでいきたいと考えています。



