幼稚園の現場で働く卒業生(1994年卒業・円保先生)
2017/07/25
円保先生は、卒業後、8年間幼稚園に勤務し、一度保育の現場を離れ一般企業に就職後、現在は東京ゆりかご幼稚園で働いています。
そんな円保先生に、次のような質問をしてみました。
Q学生時代の思い出は?
当時、ピアノの授業が大変でしたが、ハンドベルをやってみたいと先生にお願いしたところ、本当に先生がハンドベルを買ってくださって、発表会で演奏することもできました。また、テニス部にも所属していたので、同級生とテニスに打ち込んでいました。
Q保育の現場のやりがいは?
子どもたちが、できなかったことができるようになって、自信をつけて、また次のことにチャレンジできるようになる姿や、自分のことを表現することが苦手だった子どもが少しずつ変わっていく様子に関われていることに、保育のやりがいをすごく感じています。
Q保育者を目指す学生たちに一言お願いします。
保育の仕事は大変と思うことはたくさんあります。でもそれ以上に楽しいことがたくさんあります。就職したばかりの頃は、先輩からいろんな注意も受けたし、失敗もありましたが、そのおかげで成長できたと思います。最近自信を持って保育に取り組んでいる実習生や若い先生たちも多いと感じています。自信を持つことは、大切だと思います。でも、失敗して誰かに迷惑をかけたと思ったら、「すみません。」とか「申し訳ありませんでした。」と言える素直さや謙虚な姿勢も、保育者としてとても大事だと感じています。また、気配りも質の高い保育に繋がると思います。失敗を恐れず、何事にもチャレンジできる保育者になってくださいね。
円保先生、貴重なお話、本当にありがとうございました。インタビューを通して、円保先生の子どもに対する熱い思い、成長を見守る喜びが伝わってきました。
(八王子にある東京ゆりかご幼稚園は、都内最大の園庭を有しています。四季の自然を感じながら、たくさんの動植物を育てながら、子どもたちの「生きる力」を育む様々な取り組みを行っています。)