2024年度も「実習指導者研修会」を実施しました

本学看護学部では、1年に1回、実習施設の臨床指導者と教員が学生教育についてともに学ぶことで、より良い教育を目指していくことを目的として、実習指導者研修会を実施しています。
今回のテーマは、「臨地実習でのお悩み解決~学生・指導者・スタッフとの関りから~」でした。

  • 研修の様子
    研修の様子

昨年に引き続き、有元典文先生(横浜国立大学 教育学部 教授)をお招きし、対面とオンラインのハイブリッド形式で研修が行われました。

研修は、研修の参加者である実習施設の臨地実習指導者等、教育関係者および本学教員から、事前に日頃の教育に関わる悩みや教育に関わる疑問などを集め、講師に相談するという方法で実施しました。対面会場、オンライン会場それぞれグループセッションを行いながら展開していく方法で、参加者は短い時間ながら楽しく集中して参加できました。

  • 研修資料:研修後も掲示し教員間で共有しています
    研修資料:研修後も掲示し教員間で共有しています

研修会に参加し、指導は共同作業であり、思い通りにならないことは「関わり」に焦点を置き、解決に向け取り組んでいくことや、良いと思ったことはやってみることの重要性をなどを学びました。学生と関わっていく中で、壁にぶつかったときの思考や行動について振り返る機会にもなりました。

研修で学んだ、正解よりも表現を大切にする「できるこ祭り」から「だれでも祭り」を目指し、後期の3年次領域別実習に取り組んでいきたいと思います。

講師の有元典文先生、ご参加いただいた実習施設の皆さま、有意義な時間をいただきありがとうございました。

文責:長嶋 祐子

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