4年間の学び
1人間とは何かを知り
教養を看護の基盤とする
看護の対象は「人間」にほかなりません。看護学科では「人間とは何か」を知る手がかりとして教養教育にも力を入れています。「仏教学」をはじめ多彩な必修・選択科目を用意するほか、看護学部以外の各学科の専任教員からも指導を受けることができます。看護学に関連した学びに限らず、幅広い知識が得られる環境です。
2看護分野に応じた実習室と
講義室で効果的に学ぶ
学内には3つの実習室を備えた看護学部実習館があり、教育内容(専門領域)に合わせた特色ある環境で学ぶことができます。館内には講義室もあり、大型スクリーンを配置するなど、わかりやすく効果的な授業を展開しています。看護理論と実践技術を効果的に学ぶことにより、臨地実習に向けた自信を獲得しています。
3多岐にわたる病院・施設で
臨地実習を展開
臨地実習は医療機関にとどまらず、介護老人福祉施設、訪問看護ステーションなど、さまざまな現場で行っています。医療機関は総合病院を中心に30施設、訪問看護は15施設に上り、各領域の看護学実習に応じた病院、施設で経験を積むことができます。臨地実習を通して、「看護とは何か」をさらに主体的に考えていきます。
KOMAJOの実践的な学び 〜education & support〜
1地域に出て、地域で生活する人々の 健康について考える
2022年度より「地域ふれあい実習」をスタートしました。“地域で暮らす人々とその生活の様子を知り、看護へのつながりを考える”ことを目的として1年次(前期)に学びます。この実習のフィールドは、病院ではありません。大学の所在地である稲城市の協力を得て、児童館、学童クラブ、高齢者クラブなどで、地域の人たちとふれあい、学びます。
2未来の私を想像しながら見通しを持って学ぶことができる
看護学科は縦のつながりをたいせつにします。1年生は4年生の研究計画書発表会に参加し、3年後の自分を想像しながら、芽生えてきた探究心をたいせつに育てます。2年生は1年生が安心して環境に馴染めるように支えます。3年生は学舎を巣立っていく4年生から最終学年の心構えと準備を教わります。卒業生は、折に触れて在学生たちにメッセージを投げかけ、在学生が未来を描けるように支えます。KOMAJOの看護は、人と人との支え合いから始まります。
34年間の集大成。国家試験合格に向かって、学生・教員一体となって歩む
看護師国家試験に合格しなければ、夢を叶えることはできません。4年生は追い求めてきた夢を叶えるべく、日々邁進しています。国家試験対策を熟知した教員たちは、学生の学習を支え、全員合格に向けてKOMAJO独自のプログラムを提供します。KOMAJOの看護は、学生と教員が一体となって創り上げます。
COLUMN
KOMAJOの国家試験対策
KOMAJOの国家試験対策は1年生からスタートします。1年生の秋、看護師国家試験とはどういうものなのかについてガイダンスを受けます。2年生、3年生は、年2回模擬試験を受験し、既習知識の習得度を確認します。そして、4年生になると国試対策講義(東京アカデミー4日間、学内教員による補講30コマ)や必修問題対策トレーニング(国試対策教員運営)を受けながら、年4回の模擬試験を受験し、来る看護師国家試験受験に備えます。