1人間とは何かを知り
教養を看護の基盤とする

看護の対象は「人間」にほかなりません。看護学科では「人間とは何か」を知る手がかりとして教養教育にも力を入れています。「仏教学」をはじめ多彩な必修・選択科目を用意するほか、看護学部以外の各学類・学科の専任教員からも指導を受けることができます。看護関連の学びに限らず、幅広い知識が得られる環境です。

2看護分野に応じた実習室と
講義室で効果的に学ぶ

学内には看護学部専用棟に実習館があり、母性・小児看護から成人看護、老年看護など、教育内容に合わせた特色ある環境で学ぶことができます。館内には講義室もあり、大型スクリーンを配置するなど、わかりやすく効果的な授業を展開しています。看護理論と実践技術を両輪で学ぶことにより、臨地実習に向けた自信につながります。

3多岐にわたる病院・施設で
臨地実習を展開

臨地実習は医療機関にとどまらず、介護老人福祉施設、訪問看護ステーションなど、さまざまな現場で行っています。医療機関は総合病院を中心に16施設、訪問看護は13施設に上り、看護学実習の各領域に合わせてふさわしい病院、施設で経験を積むことができます。臨地実習を通して「看護とは何か」をさらに主体的に考えていきます。

育まれる看護師像

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看護学科 ミニ講義

一人ひとりの患者さんと向き合い、適切な看護を行うための考え方
interview:滝島 紀子 先生 授業名:看護過程

看護がマニュアル化していくなかで注目される「看護過程」

最近、病院など医療の現場で問題視されているのが「個別性のない看護」です。つまり、患者さん一人ひとりの状態に合った個別性のある看護ができていないということです。このような看護が行われるようになった理由の一つに看護がクリティカルパスにもとづいて行われるようになったこと、わかりやすく言うと看護がマニュアル化されてしまったということがあります。
このような状況において、近年あらためて注目されているのが「看護過程」です。看護過程とは、看護職が看護を実践する際の基本的な考え方で、看護実践はどのようなことを、どのような順序で、どのように考えて行っていくのかという看護を実践する際の手続きのことです。

このことから明らかなように、看護過程はロジカルなプロセスであるため、決して簡単ではありません。しかし、ロジカルに推論していくプロセスには、まるで知的探偵のような楽しさがあります。また、看護過程を通じて培ったロジカルな力は、看護実践の場面だけではなく、日常のさまざまな場面でも生かされると思います。

事例をもとにグループワークで対応力を養っていく

看護過程の授業は講義と演習で構成され、講義では看護過程の基本的な考え方を説明し、演習では事例に対してのグループ討議によって看護過程を活用しての看護実践に対する理解を深めていきます。また、演習で用いる事例は、具体から抽象へ、単純から複雑へと徐々に難度を上げていくため、看護実践における対応力は高まっていきます。

学生×教員インタビュー Tailor-made Education

  • 学生×教員インタビュー

さまざまな経験を積んで豊かな心を持った看護師に
長嶋 祐子 先生 担当科目:成人看護学領域

看護師は、健康にかかわる側面を個々の立場で理解する必要があります。そのためには、学業だけでなく、さまざまな価値観と触れ合い、豊かな心を育むことがたいせつです。Sさんは自分の状態を客観的に把握できる学生ではありますが、定期的に面接を行い学修上の課題が明らかになるようかかわっています。今年はコロナ禍での実習となり、困難な状況の中でも真摯に取り組む姿を感じていました。一つひとつの経験をたいせつにすることで、さらに看護を深めてほしいと思います。

見守られていることを実感し、安心して過ごせています
看護学科3年 Sさん

親元を離れて大学生活を開始し、不安だった時に勉強と生活の両面で相談に乗っていただいた長嶋先生は、私にとって第二の母のような存在です。私は集中力に波がある性格で、勉強に身が入る時期とアルバイトなどに没頭してしまう時期があります。後ろめたさを感じるタイミングでも素直に先生と話せる環境があるのがKOMAJOの良いところ。奮起を促されて勉強へのモチベーションが高まりますし、見守られていると感じることで大学生活がより安心なものになります。

Sさんの成長ステップ >

  • Sさんの成長ステップ
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