キウイフルーツジャムの作り方 2.電子レンジで作る
2024/01/11
前回は、鍋を使ってキウイフルーツジャムを作る方法を紹介しました。今回は電子レンジを使って、より簡単に短時間で作る方法を紹介します。電子レンジを使うと、10~15分ほどで本格的なキウイフルーツジャムができます。鍋、まな板、木べら、レードル、アク取りなどの調理器具も必要ありません。火も使いませんので比較的安全で、時短かつお手軽な方法です。
ここでは、キウイフルーツ1個からジャムを作る方法を紹介します。ごく少量のジャムでも問題なく作れるところが、電子レンジを使う方法のメリットの一つです。
材料
- キウイフルーツ(グリーン) 1個
- グラニュ糖 大さじ2 (30g)
- ペクチン(ジャム用の低メトキシタイプ)※1 小さじ2/3~1(1~1.5g)
- ※1 高メトキシ(HM)ペクチンではゲル化しません。
器具
- 耐熱ガラスボウル(400~500mL程度※2)
- ナイフ
- 計量スプーン(大・小各1)
- 適当な容器(グラニュ糖30g用)
- ジャム用保存容器(ジャムびんやタッパーなど)
- ※2 加熱用の容器が小さすぎると、レンジ加熱時に吹きこぼれます。
作り方
- 1. 皮をむいた果実1個を、切らずにそのまま耐熱ガラスボウルに入れ、電子レンジ(600W)で1分20秒加熱する。
- 2. その間にグラニュ糖大さじ2(30g)を準備する。
- 3. 加熱した果実を取り出して、「2」で使った計量スプーンで粗くつぶす。
- 4. ここに「2」のグラニュ糖を目分量で半分加えて混ぜる。
- 5. 電子レンジ(600W)で1分加熱する。
- 6. 「3」で使った計量スプーンでアクを取る。
- 7. 「4」の残りのグラニュ糖にペクチン小さじ2/3~1(1~1.5g)を加えてよく混ぜ合わせてから、ボウルに入れて、同じ計量スプーンで混ぜる。
★グラニュ糖と混ぜずにペクチンだけを加えると、ダマになるので注意。
- 8. 電子レンジ(600W)で1分加熱して完成。
- 9. 清潔なジャムびんやタッパーに入れて、冷蔵庫に保存する。長期保存をする場合は、動画「ジャムのびん詰めと蒸し鍋を使った殺菌」の要領で殺菌をすると、1年程度は保存が可能となる。
こうして作ったジャムは、熱いうちはソースのようにゆるくて流れますが、冷やすと粘度が増してジャムらしくなります。
今回のレシピでは、糖度40~42%のキウイフルーツジャムができますが、グラニュ糖の量はお好みで増減してください。
わかりにくい部分は、以下の動画1をご参照ください。また、キウイフルーツ果実3個から作る場合は、以下の動画2をご参照ください。
果実1個からの作り方(動画1)
果実3個からの作り方(動画2)
管理栄養士を目指すなら「駒沢女子大学」