キウイフルーツジャムの作り方 1.鍋で作る
2023/12/25
キウイフルーツはスーパーや青果店などで一年中市販されていて、保存性に優れた便利な果物です。そのまま食べてもおいしいのですが、ジャムに加工すると、また違ったおいしさが楽しめます。キウイフルーツジャムは、慣れれば20分ほどで作れますのでお手軽です。さらにもうひと手間かけて、ジャムびんに詰めてご家庭にある蒸し鍋で殺菌すれば、1年くらい保存することも可能です。
ここでは、「キウイフルーツ果肉と砂糖だけで作るシンプルなジャム」と「ペクチンを使って少し硬めに仕上げる市販品に近いジャム」の2種類のキウイフルーツジャムの作り方を紹介します。
材料(作りやすい分量)
- キウイフルーツ(グリーン) 4個
(皮をむいていちょう切りにして350g程度) - グラニュ糖 105g
(果肉の重さの30%、好みで増減)
ペクチンを加える場合
- ペクチン(ジャム用の低メトキシタイプ)※ 5g(小さじ3杯)
- ※ 果肉の重さの1.5%程度を目安とします。なお、高メトキシ(HM)ペクチンではゲル化しませんので、ご注意ください。
器具
- ステンレスあるいはホーロー製の鍋(径18cm程度)
- ペティナイフ(包丁)
- 木ベラ
- レードル(お玉)
- アク取り
- ジャム用保存容器(タッパーやジャムびんなど)
作り方
- 1. 鍋にいちょう切りにした果肉を入れ、半量(目分量)のグラニュ糖を加える。果肉の厚さは5mm程度を目安とし、果実が硬い場合はやや薄めに、軟らかい場合は厚めにする。
- 2. 弱火で加熱する。焦がさないように木べらで混ぜる。
- 3. 果汁が浸み出してきたら、中火にして加熱を続ける。
- 4. 沸騰したらアクを取り、中火で5分ほど煮る。特に気にならなければ、アク取りは省略してもよい。
- 5. 残り半量のグラニュ糖を加えて混ぜる。
★ペクチンを加える場合は、残り半量のグラニュ糖にペクチンを加えて、よく混ぜてから加える(グラニュ糖と混ぜずにペクチンだけを加えると、ダマになるので注意)。
- 6. 弱火~中火で3~5分煮詰めて出来上がり。
清潔なタッパーやジャムびんに入れて、冷蔵庫に保存する。長期保存をする場合は、下の「動画2」のように蒸し鍋で殺菌をする。
ペクチンを使わない場合はゆるめのジャムができます(写真左)。ペクチンを加えると、よりしっかりとしたジャムに仕上がります(写真右)。用途やお好みに合わせてお好きな硬さのジャムをお試しください。
今回のレシピでは、糖度42~45%のキウイフルーツジャムができますが、グラニュ糖の量はお好みで増減してください。
わかりにくい部分は、以下の動画(動画1)をご参照ください。
作り方(動画1)
また必要に応じて、以下の動画もご利用ください。
ジャムのびん詰めと蒸し鍋を使った殺菌(動画2)
ジャムびんへのキャップシールやラベルの装着(動画3)
キャップが固くて開かない場合の対処法(動画4)
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