緑山スタジオでコマジョデコール2023の制作作業を行いました
2023/11/13
3年インテリアデザインスタジオI(空間系)で取り組んだ、産学連携課題コマジョデコール2023の制作作業を、緑山スタジオ・シティ(横浜市青葉区)の喫茶スペース「レインボー」にて行いました。
番組のスタジオセットで使用された木材や丸太の廃材を再活用し、喫茶スペースの空間を明るく活性化する提案から選ばれた6名の学生は、夏休み中に緑山スタジオの関係者と協議を重ね、仮制作を行いました。その成果を元に、2台の大型パーティション、間接照明を隠す11mほどの長さの幕板、造花をアレンジしたテーブルオブジェなどを24人の学生が協力して作り上げました。
選ばれた学生がリーダーとなり、複数のグループに分かれて朝から制作作業を進めました。生まれて初めて電動ドリルや電動ドライバーを手にした学生もいましたが、作業が進むにつれて手際も良くなり、楽しく作業が進められました。制作会社のスタッフにも手を貸してもらいながら、夕方には無事作品を完成させることができました。学生の皆さん、関わっていただいた関係者の皆さま、お疲れさまでした!
担当学生のコメント
- 大森 美侑
初めは代表担当に選ばれたことのうれしさと責任の重さによる不安を感じていました。しかし先生方や代表チームの仲間の心強いサポートもあり、慎重なヒアリングと検討を重ねた末、自信をもった提案ができ、また納得のいく形で完成することができたと感じています。そして貴重な経験を通して非常に大きな達成感を得ることができました。最後まで責任をもって完成させられたことが、自分の成長と自信につながりました。 - 金堂 莉央
夏休みの間に何回か話し合いを行いましたが、いかにみんなの思うような形に近づけられるか、試行錯誤しているときは完成への期待とともに、当日までにしっかりとまとまるか不安でした。しかし先生や一緒に頑張ってきたメンバーたちと作り上げたものは、最終的に全員の望む形を実現できたと感じています。この貴重な経験は私の中で初めて得られた達成感でした。このような機会をくださり、ありがとうございました。 - 陶山 栞菜
課題開始から完成までの約4カ月は長いようであっという間で、自分の案が実際に形になることの楽しさや、実現するまでの苦労など、さまざまな体験をした夏でした。私は今までの人生でリーダーをやるようなタイプではなく、チームをうまくまとめられなかったかもしれませんが、私の意思をくみ取ってくれたコースの学生や、困ったときに支えてくれた先生方にとても助けられました。今回の貴重な経験を踏まえて、今後も頑張りたいと思います。 - 溜 みなみ
これまでの課題では自分の提案が実際に形となったものはなかったので、初めての経験になりました。打ち合わせや仮制作を重ねることで新たな気づきや欠点を見つけて改善し、作品が完成したときの達成感や満足感を感じることができました。打ち合わせの中で双方の意見が異なることもありましたが、最終的にお互いに納得のいく空間になりました。多くの方々の協力があって完成したことを忘れず、今後の活動も頑張っていきます。 - 村山 千夏
空間を快適にするために何が必要かを常に考え、企業の方との打ち合わせを経てデザインの修正を繰り返すなど、初めての経験を多く積むことができました。自分たちで考えたアイデアを具現化することが、これほど大変だとは思っていませんでしたが、完成した空間を目にしたときは非常に大きな達成感と満足感を得ることができ、自信へとつながる課題になったと感じています。これからも居心地が良いと思える空間を考え続けていきたいです。
これまでのコマジョデコールの活動は、以下をご参照ください。
- 産学連携課題コマジョデコール2023の演出空間がテレビ放映されました!
- 緑山スタジオでコマジョデコール2023の制作作業を行いました
- コマジョデコール2023:緑山スタジオ喫茶スペースの空間演出が進行中
- 産学連携課題「コマジョデコール」による空間演出が完成!
- 新しい産学連携課題「コマジョデコール」がスタートしました!