りんどう祭 住空間デザイン学科・学類 プロダクト系作品展 「 プロのたまご×卵 」編

10月に行われたりんどう祭2018において、2年生合同で、

2つの展示空間演出に、取り組みました。
前期基礎ゼミ授業の中で、個人で企画デザインを考え、グループになって提案を絞り込み、最終案を決定。夏休みに具体的な計画案をまとめ、後期授業では協力して空間を作り上げました。
そのうちの1つ、前者のプロダクト系作品展の空間演出についてご紹介します。
りんどう祭では、プロダクト系作品展には、2日間で1,088人という多くのご来場をいただきました。
最終案のまとめ・全体の作業を指揮した学生チームの代表に、制作の過程やその成果を振り返ってもらいましょう。
*住空間デザイン学科・学類では、毎年恒例で、りんどう祭にて、学生の作品展示を行っています。

担当教員:神村、佐藤、三戸、橘田


住空間デザイン学科2年 田中葵さん

デザインコンセプトは、「卵」!

空間のテーマは「卵」です。というのも、住空間デザイン学科に在学している私たちは建築系やインテリア系に進む「プロのたまご」だと考え、「プロのたまご」と「卵」を掛けました。そのたまご達が作る作品群を、卵をテーマにした空間で展示する事により、学科の日々の取り組みを発信できると考えました。

  • 完成した展示空間はとても素敵に仕上がりました!
    完成した展示空間はとても素敵に仕上がりました!
  • 外からの眺めも考えてデザインしました
    外からの眺めも考えてデザインしました

立体的な卵のオブジェ作りに悪戦苦闘

チームの事前準備は、夏休みの三日間と後期が始まってからは昼休みを使って、素材選びから空間の詳細や試作と、短期間の中で決定していきました。一番の苦労は卵のオブジェを立体的に作る事、耐久性や構造を明確にする事でした。
この卵のオブジェは、複数作成する為誰が作っても簡単で正確に製作できるように構造を考える必要がありました。何度も何度も皆で試作を重ね、なんとか材料を貼り合わせて切り抜けば正確に作れるまで簡略化する事が出来ました。

  • 卵の立体オブジェを懸命に組み立てます
    卵の立体オブジェを懸命に組み立てます
  • さまざまな展示オブジェが完成!
    さまざまな展示オブジェが完成!

ご来場者に好印象の作品展示に一安心

前日の設営は順調に進みました。材料が足りないというハプニングに対処したり、製作したオブジェを空間に置いてみてはこっちに置いた方が良いのではないかと現場対応も多く、意見を皆で出し合い議論しながら試行錯誤し、無事に完成しました。
ご来場者からは「かわいい!」「すごい!」など、とても好印象の反応と共に、プロダクト系展示作品にも大変関心を持って頂く事が出来ました。

  • 展示空間の壁面デザイン作業中
    展示空間の壁面デザイン作業中
  • 卵のオブジェを吊り下げる準備中
    卵のオブジェを吊り下げる準備中
  • 窓面の細かなストライプの装飾に奮闘中
    窓面の細かなストライプの装飾に奮闘中
  • たくさんのご来場者が楽しんでくれました
    たくさんのご来場者が楽しんでくれました

2年生の仲間に感謝!

住空間デザイン学科の二年生と先生の協力があったからこそ、展示作品を完成する事、展示を無事に終える事が出来ました。思い描いていた空間が実現できたことは、社会に出る前の大きな経験となりました。
この展示空間こそ、「プロのたまご」として、一歩前進できたのではないかと思っています。

  • 完成した展示のなかで、「はいっ、卵ポーズ!」
    完成した展示のなかで、「はいっ、卵ポーズ!」

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