りんどう祭 住空間デザイン学科・学類 建築・インテリア分野作品展「jellyfish」編
2018/12/10
住空間デザイン学科では、「りんどう祭」で学生が授業で取り組んできた課題作品の展示を実験実習館で行っています。今年は2年生の基礎ゼミで2会場の展示演出に取り組み、晴天に恵まれた10月14日、15日の展示には1000人を超える方々が来場くださいました。※
2会場のうち、実験実習館2Fインテリア実習室で行われた建築・インテリア分野作品展示の空間演出は今年は「jellyfish(クラゲ)」がテーマです。企画コンセプトから、制作作業、空間展示の様子を、中心になって進めた学生チームからご紹介します。
住空間デザイン学科 基礎ゼミ担当教員 神村・橘田・佐藤・三戸
コンセプトは「jellyfish」
クラゲの持つ柔らかで軽やかな雰囲気を、作品を作りながら、形を変えて成長していく住空間デザインの私達学生になぞらえて考え、幻想的なクラゲが浮遊する空間の中で、来場者の方々に住空間デザインで取り組んでいる課題作品を、視覚や聴覚を楽しませながらよりワクワクした気持ちで体感して頂くことを目標に制作を進めました。
個人のアイデア→チームで完成度を高め→学科全体で「jellyfish」選出
こんな流れで選ばれた時には嬉しい反面、本当に出来るだろうかと実は不安でもありました。チーム内でさらに全体空間、大道具、小道具と担当を分け、詳しく考え始めましたが、それぞれに素材を悩み、作り方に迷い、材料調達と全員に伝えるための資料制作などの時間に追われ、学年全員で作業をできる状態にするまでが本当に大変なところでした。
パーツから全体空間まで、制作過程の一端をご紹介
制作チームで時間をかけて様々な材料を試し、試作を作りながら誰にでもわかりやすい作りかたを考えるなど検討を重ねて来た計画を、2年生全員の力で作り始めた時には、出来上がっていくスピード感に驚きました。
完成した空間はこんな仕上がりです。
前期終盤から夏休みも含め考え続けてきた空間がついに現れました。たくさんの楽しいアイデアが詰め込まれています。
本当に多くの方に来場いただき、感謝、感激です
ご覧いただいた大勢の方々、お忙しい中足を運んでくださり有難うございました。実現までには数多くの壁にぶつかりましたが、チームのメンバーの力を合わせて一つずつ問題をクリアし、最終的に学年全員の手で完成した展示空間は、当初の自分達の頭の中の想像イメージをはるかに超えたものになり、本当に感動しました。この経験を糧にこれからも頑張りたいと思います。
住空間デザイン「jellyfish」
チームリーダー:山下 舞
サブリーダー:佐藤 優生、和田 悠希
チームメンバー:井上、大村、兼田、黒川、對木、冨田、林
- ※ 人文学部 住空間デザイン学科とは、人間総合学群 住空間デザイン学類の前身となる学科です。