りんどう祭2018のサインタワーを制作しました。
2018/11/19
住空間デザイン学類1年生で、りんどう祭2018のためのサインタワーを制作しました。住空間デザイン入門の前期授業で模型を使って班ごとに企画・提案を行い、12案の中から選ばれた1案がメインのタワーに採用されました。そして本館1階ロビーに中高用と大学・短大用の2体のタワーが並んで設置されました。さらに住空間デザイン作品展の会場前と本館廊下作品展示横に、別に選ばれた案のサインタワーを2体制作しました。
サインタワーの主な素材は、夏休みの間に学園祭実行委員会で準備いただいた、それぞれの学園祭のテーマカラーに着色されたダンボール板です。組み立てながら気付いた構造上の弱点や問題点をその場の話し合いで改善し、またサインや文字・装飾などを班員で手分けして制作し、全員で計4体のタワーを作り上げました。今回の経験を今後の課題制作やグループワークなどにぜひ活かしてもらいたいです。
住空間デザイン入門 担当:小川・佐藤・茂木
学生のコメント
1年 塚谷 乃彩
- 「今までにないようなデザインを!」ということで班のメンバーと案を考えました。過去のサインタワー案では、使用するダンボール板を縦や横に使用する方法が多かったのですが、私達は板を斜めに組み合わせることにより、新しいデザインになりました。板を斜めにすることで、タワーの存在感も増したと思います。
サインタワーの中央に空けた隙間を、フォトスポットとして来場者の方々に記念撮影をしていただけるように、綺麗に板を組みました。そして、中高と大学・短大の学園祭各テーマに沿うよう、スマイルと妖精の装飾をタワーに吊し、風で揺れるように工夫しました。
組み立てていく過程でタワーが傾いたり、重さで板が曲がってしまったりして、補強や工夫をたくさん行った点が苦労しました。しかし住空間デザイン学類のみんなで丁寧に作業していただいたため、素晴らしいサインタワーになりました。制作に協力してくださり、ありがとうございました。
1年 長井 悠
- 今年のりんどう祭大学・短大のテーマは「ネバーランド」ということで、サインタワーのコンセプトを「すきま」にしました。人の流れや笑い声がタワーの隙間を通っていくようなイメージとなっています。さらに多くの人がりんどう祭に楽しんで参加できるような自由さを表現しています。
サインタワーは縦長のデザインとなっているので、高い部分のパネルを設置するのに苦労しました。また全体のバランスが取れず不安定だったため、試行錯誤を繰り返し、安定性を保つために急遽支柱を加えました。
私達の班で考えたタワーのデザインを、数十名のクラスメイトと共有し、作業することは初めての経験で、手探りの状態でした。しかし、率先して作業に参加してくれた友人達や、アドバイスをしてくださった先生方のおかげで、想像していたよりもずっと素敵な作品を作ることができました。本当に感謝しています。ありがとうございました。