2023年度 入賞作品
最優秀賞
佐藤 仁美「縁(ふち)に集う 〜『もう一つの川越』の提案〜」
担当教員:橘田 洋子
埼玉県川越市には自然沼として関東で2番目に大きい伊佐沼がある。
田んぼに囲まれた自然豊かな沼は四季を通して楽しめ、親子から高齢者まで幅広い世代が訪れる。
そこで人々が集う施設を計画し、地域活性化を目指す。
学生による作品紹介
担当教員講評
観光地として人気の川越に、伊佐沼というもう一つの異なる魅力を創出した渾身の地域デザイン作品。自身がなじみのある伊佐沼を、客観的に捉えるために何度も足を運び、観察・体験を繰り返す。スタディも、複眼的思考で細部に至るまで何度も練り直し、膨大な制作デザイン作業も、丁寧に緻密にかつ抜群のセンスでこなし創り上げた。縁(ふち)の部分が全体となり、全体が部分にもなる、しなやかで美しい環境を創出したデザイン作品である。
(評/橘田 洋子)