韓国で開催された第28回EAFONSに参加しました

EAFONS(East Asian Forum of Nursing Scholars)は、1997年に香港理工大学のIda Martinson教授らによって設立された、東アジア地域の看護学研究者や博士課程の学生を対象とした学術フォーラムです。参加国は、日本、韓国、シンガポール、タイ、フィリピン、台湾、香港の7つの国と地域です。

EAFONSの主な目的は、看護分野における質の高い博士課程教育の強化と促進、そして国際的な協力関係の構築です。毎年、東アジア各地で年次フォーラムが開催され、研究成果の発表や情報交換が行われています。

  • 口演会場でのディスカッション
    口演会場でのディスカッション

今年は、2025年2月13日と14日に、韓国ソウルで開催されました。「技術と人間性の融合による変革的ケアイニシアチブ」をテーマに、看護学の最新研究や実践について議論が行われました。本学からは、母性領域の水野准教授が「A Phenomenographic Study of midwives’ Perceptions of Abortion Care in Japan」というテーマでポスター発表を行いました。女性の健康を守るために、私たち看護職者は何ができるだろうか……と考えるきっかけになりました。

  • 電子ポスターでした
    電子ポスターでした
  • 韓国の地下鉄は妊婦専用シートがありました
    韓国の地下鉄は妊婦専用シートがありました

また、看護教育におけるAIの活用やシミュレーション教育の可能性について各会場で活発なディスカッションが行われており、これからの看護教育でAIを活用する未来が遠くないことも感じました。

看護師を目指す皆さん、看護とAIの融合についてどう思われますか? 本学でぜひ一緒にディスカッションしませんか?

文責:髙山 奈美

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